１．まずは直営店で基本を確認！高円寺店

　「天下一品」は直営店とフランチャイズ店に分かれるが、都内に直営店は２軒だけ。そのうちの１軒がこちら。高円寺駅南口から徒歩3分ほどで、比較的広い店内。まずはこちらの「こってり」で基本を確認したい。「鶏白湯」「ベジポタ」という言葉が生まれる前から、鶏を白濁するまで煮立て、野菜とあわせたこってりの味わいは天一らしさを存分に出している。様々なセットメニューもあるので、それらと共に楽しんでほしいです。

２．豊富なメニューに驚きのトッピングもある直営店！神楽坂店

　都内の直営店、もう１軒がこちら。「神楽坂店」だが、神楽坂をほぼ下りきった所にあり、飯田橋駅B3口から徒歩1分ほど。カウンター席が並んだ細長い店内だが、２階にも客席があるので回転は早い。メニューは豊富で、写真は「辛コクラーメン」に「納豆トッピング」、中間濃度のスープにスパイスが加わった辛コクラーメンに、納豆のとろみが独特の食感。納豆トッピングができる天一は少ないので、納豆好きはチェックしてほしいです。

３．東京の天下一品の原点！江古田店

　都内に始めてできた「天下一品」はフランチャイズ。そのオーナーによる４店舗のうちの一店舗（他に、池尻、駒沢、八王子にあり）。私は25年前、ここの「こってり」の味に魅入られた。他の天一とも違う味わいを出していて、本社から送られてくるスープに独自の味付けを加えて煮立てているということ。天一らしさはしっかり感じられつつ、くどすぎない味が私の好みにハマっている。私はいつも「唐揚げ定食」を注文。アツアツの唐揚げがこってりスープともマッチしている。

４．天下一品なのに座敷席で宴会もできる！神田店

　都心部では珍しく、座敷席がある天下一品。神田駅北口から徒歩２分ほど（千代田区内神田3-23-8）。そして夜にはそちらで宴会する事も可能。私も一度ここでの宴会に参加したが、つまみには唐揚げや牛スジ煮、煮込みや大根サラダなどのメニューが並んでいるので、延々と飲みながら、締めに「こってり」をいただく事も可能。なお、こちらも武蔵小山店と同じオーナーの店なので、「ニンニク入れますか？」と聞いてもらえる。

　また、つまみメニューとして「味玉」を人数分頼んだ写真がこちら。なかなかシュールな写真になりました(笑)

 

紹介しているお店はこちら！
http://www.tenkaippin.co.jp/shop/detail.php?id=26

５．深夜族にも嬉しいこってり！赤坂店

　夜遅くまで賑やかな赤坂。一ツ木通り沿いに開店したこちらも、夜遅くまで営業している。赤坂での飲み会の後、締めに使うにもちょうどいい感じ。こちらのオーナーは天一好きが高じてフランチャイズになったので、「こってり」ならではの濃厚な味わいを楽しめる。

６．「天下一品で定食を！」水道橋店

　こちらも赤坂店と同じオーナーによる店。客席が多く、軽い飲みに使っているお客さんも多い。こちらは「定食」が充実していて「カレーライスセット」「一口カツセット」などがあり、冬には「カキフライセット」もあった。他の天一にない定食があるので飽きさせない。写真は「こってり・スタドンセット」。豚肉炒めと生卵のスタミナ感があり、濃厚に仕上げられたこってりスープとの相性も素晴らしい！

濃厚スープに惚れたオーナー！独自メニューも多い高田馬場店

※[編集部追記]こちらのお店は閉店しました。

早稲田通り沿いのラーメン激戦区にある「高田馬場店」もフランチャイズ。現在のオーナーは天一の濃厚さに惹かれてこの道に入ったとの事で、こってりしたスープを楽しめる様々なメニューがある。写真は「こってり・スープ大盛」に、馬場店独自の辛口「ラオガンマ」をプラス。ライスとチャーハンを少しずつ乗せた「天一仲良しセット」にすると、海苔が「天」「一」で切り抜かれている所はつい笑ってしまう。他にもトッピングやサイドメニューが豊富な意欲的な店です。

紹介しているお店はこちら！
店名：天下一品 高田馬場店

天下一品なのに「ニンニク入れますか？」が聞ける！武蔵小山店

※[編集部追記]こちらのお店は閉店しました。

　現在、直営店を含めた「天下一品」のほとんどで、ニンニクは卓上に置かれた「ニンニク辛子」を自分で加える形になっているが、元々は店の側で丼の底にニンニクを入れていた。その為、ラーメン二郎のように「ニンニク入れますか？」と聞いていた。そのオペレーションが見られるのが、武蔵小山の商店街にあるこちら。見た目には違いが分かりづらいが、丼の底に仕込まれたニンニクがスープ全体の味を引き締めていて、他の店とは違う味わいを楽しめる。こちらでは是非「こってりニンニク入り」で！

紹介しているお店はこちら！
店名：天下一品 武蔵小山店