あの職人が帰ってきた!今度はひとり非豚骨オールスターだ!
おつかれ麺です。オゴポコです。
あの職人が、とんでもないラーメンを引っ提げて帰ってきた!
豚骨の名店『麺家 もち月』
清湯醤油の人気店『支那そば 月や』
を立ち上げたラーメン職人の店主が、2019年5月
『中華そば 月光軒』
をオープン!場所は川端商店街。そして店名の読みは”げっこうけん”じゃありません。
月光 → moonlight → ムーンライト だから
”むんらいけん”
ググるときは”月光軒”ではなく”むんらいけん”で検索すべし。
ネット時代では必須の店名検索対策もばっちりだ!
福岡の非豚骨では珍しい朝7時30分からの営業(夜営業は無し)
なので、早朝の櫛田神社参りのついでに足を伸ばしてもよし、出社前に一杯啜って行ってもよし。
川端商店街を歩いて『月光軒』の看板を見つけたら、階段をザッザッザッザッと下りましょう。
メニュー(写真上)を見てください。オープン直後にも関わらず6種類取り揃えています!
・中華そば(しょうゆ)
・中華そば(しお)
・煮干そば
・麻辣そば(辛)
・つけそば
・昆布水つけめん
しかも、自家製麺!
ラーメンに詳しくない人向けのために、あの二刀流メジャーリーガー風に例えるなら
先発ピッチャーとバッターに加えて、クローザー、キャッチャー、内野、外野をこなし、かつバットを作っているようなもの。
更に、こだわりの素材の数々(写真下)。
つまり一人六役の上、身長2メートルの恵まれた体格、球速160キロのスピードボールを持っている、といったところか。
あり得ない!でも、あり得てる!
筆頭メニューは東京神奈川で見かける鶏油清湯系。でも一工夫は欠かさない!
「中華そば(しょうゆ)740円」
メニューの先頭がこちら。艶めかしい醤油に鶏ガラ+多めの鶏油。旨味が爆発するこのタイプは、東京・神奈川で高い支持を得ているタイプ・・・に見えますが、
特徴は麺!
この系統のスープは、しなやか&滑らかな麺でぬめぬめする組み合わせが定石だと思いますが、四角いエッジでやや太く歯応えのある麺。この組み合わせはなかなかない。
でも、これが合う。
伺うと、あえて、狙ってこの麺にしているそうで計算された個性。博多をよく知る店主ならではの調整力でしょう。
濃厚過ぎず、切れすぎず。朝麺として食べてもちょうどよい煮干ラーメンもイケる。
「煮干しそば 790円」
こちらも東京を中心に広がりを見せる煮干ラーメン・・・かと思いきや、そこは一ひねり。苦み爆発の濃厚煮干でもなく、キレッキレの清湯煮干でもなく、鶏ガラスープに二種の煮干しを合わせ鶏油も加えて仕上げる、よい塩梅の鶏煮干。
いや、あくまで煮干しの良さを活かしているので”煮干鶏”と言うべきか。
手間がかかった一品は、地元民の煮干ラーメンに対する声も参考にして生み出したベストバランス。背脂を加えているのは尾道ラーメンを参考にしているからだそうで、しかし尾道ラーメンよりくっきりリッチな味。そして、麺は中華そばと同じでも茹で加減を変えて違いを出しており、ここでも細かい調整力を発揮してます。
補足ですが、中華そばも煮干そばも二種のチャーシューを用意する細かい工夫、手抜かりなし!
ここまで2種類。さて、あと4種類紹介せねばなりませんが、
おっと、残念ながらメシコレ終了の時間が近づいて参りました(>_<;)
残りは僕のツイッターで確認頂くとして・・・
最後に。一種類だけで一店舗出せそうなところを、あえて全品同店舗で出してしまう贅沢なお店。福岡非豚骨を語るならここへ通えば大丈夫、とも言えそうな決定版!
気になる方は早起きして朝食代わりに訪問してみてください! と声を大にして締めたいと思います。それではみなさん、ごきげんよう。
オゴポコさんのTwitterで最新の食べ歩き情報をチェック!
https://twitter.com/ogopoco26
紹介しているお店はこちら!
店名:中華そば 月光軒(むんらいけん)
住所:福岡県福岡市博多区上川端町11-1 新川端グレイスマンション B1F
営業時間:7:30~15:00
定休日:水曜
公式Instagram:https://www.instagram.com/moonlight.noodle