北インド料理と南インド料理の両方が食べられるお店!
街でよく見かける、ナンとカレーは北インド料理です。
人気メニューの「バターチキン」はトマトとクリームの滑らかさがクセになる骨なしチキンカレー。カレーに使われるスパイスはほとんど自家製なのだそう。フレッシュな香辛料は香りが違います。
一緒に食べるのは日本製のタンドール(土釜)で焼かれたナン。『チャトパタ』では一流ホテルでフランスパンを焼く用の粉を使っていて、薄くぱりっとしていて、バターの香りがします。冷めてももっさりとしませんよ。素材と味にこだわっています。
この円錐形の「ドーサ」を初めて見る方がいらっしゃるのではないでしょうか?
豆の粉を使って薄く伸ばして焼いたパリパリのクレープのような生地を筒型にしたり、このように円錐型に整えます。映える!
パリパリさくっとした生地で、サラサラのカレーやおかずをすくっていただきます。辛いのではなくスパイシーな優しいインドの家庭の味は、慣れると病みつきになりますよ。
ひとつのお店で南北インドの料理を同時に味わえることはあまりないと思います。インドの有名ホテルから来日されたという名シェフによる、お料理はさらにすごいのです。
インド屋台料理を再現!
「バニプリ」は、インドの屋台料理で一番ポピュラーなものです。野菜入りの揚げボール(上)に「ジャジーラ」と呼ばれるスパイス風味のミント水をかけて食べるスナックです。
サクサクの豆スナックの皮の中にスパイシーなミネストローネみたいなのが入っていて、この穴にめがけてミント水を注ぎます。全部は入らないんだけど、もたもたしていると浸みてくるのでイッキにひとくちで食べます。
サクッと。おー、スパイシー。
タバスコ飲んでるみたいです。
でもなんだろう?
その辛さは後を引きません。
スパイシーというのは辛いということではないんです。
インドではこれを「パニプリ~、パニプリ~」と唱えながら売られているそう。
日本でこれが食べられるお店はなかなかありませんよ。
ほかにも、私たちから見ると珍しいメニューがたくさんありました。
インド人が考えたアフタヌーンティーセット!
インド人のオーナーは香港に住んでおられたことがあり、ホテルのアフタヌーンティーをよく召し上がっていたのだとか。そこで、お店でもインドのスイーツやスナックを取り合わせたアフタヌーンティーを作られたそうです。
タンドール料理が2品、インド人シェフお手製のスナック菓子4種類、サモサなどの揚げ物に北インドのソース、ミニサイズのドーサを添え、別皿には、豆のサラダ、南インドの2種類のソース、自家製デザート、プチサイズのマンゴーラッシー、おかわりOKのチャイ。
このセットがなんと1,500円(税別)というのは驚きです!
どんだけ手間がかかるんだ~??と思うのですが。
プラス300円で小ビールもつけられるとのことなので、インドスナックでのアテ飲みもできますね。
(提供時間 15:00~17:00)
インドのブドウで作られたインドのワイン
インドにもワインがあったなんて知りませんでした。エチケット(ラベル)のデザインも陽気で、らしくって、好きだな~。フルーティーな辛口で、スパイシーなお料理に合うと思います。
レトロな建物に隠れているマハラジャ
『チャトパタ』は「上本町ハイハイタウン」という昭和の時代から続いているレトロな建物の中にあります。お店に一歩入ると、画像のようなエレガントな内装で、女子一人でも入れる雰囲気です。
通し営業なので、中途半端な時間にも食事したり、お茶だけやサク飲みなどもできますよ。
南北インド料理、屋台料理、インド式アフタヌーンティー、インドワインと、味わいどころがたくさんあるので是非行ってみてくださいね!
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