世の中は空前の高級食パンブーム。
あちこちで食パン専門店がオープンし、そのどこのお店も大盛況。2斤で1,000円近いお値段がするというのに、この不景気ともいわれる時代、飛ぶように売れているのにびっくりです。
でも、2斤というのは少人数家庭には量が多くてちょっとハードルが高いし、もし好みでなかったらどうしよう・・。
そんな風に思われて、なかなか手が出せないでいらっしゃる方、いませんか?
かくいう私もその一人。食べてみたいと思いつつ、買うことに二の足を踏んでいました。
でも、その食パンを一枚から買える食パン専門店があるんです!
今まで買えずに泣いていた方、必見です。
お店は東急田園都市線、大井町線二子玉川駅から徒歩2分程。玉川高島屋S.C南館の裏手辺りにあります。
『高級食パン専門店 あずき』。
2018年7月にオープン。「日本人のための新しい食パン」をコンセプトに開発されました。卵は使わず、独自のブレンドをした小麦粉、北海道産あずき、ヨーグルト、マスカルポーネで作られた食パンは、湯種製法により、小麦の甘さが引き出され、日本人好みのふんわり、もっちりとした食感に仕上げられたそうです。
そんな食パンはぜひ食べてみたいですよね!
早速店内に入ってみました。
間口はそれほど広くはなく、ぱっと見た感じではブティックのようですが、周辺にはパンのいい香りが漂っていて、そこにいるだけで幸せな気分に浸れました。
店内は黒と白を基調としていて、高級感があり、3人も入ればいっぱいになってしまうぐらいです。
カウンターの奥に焼き上がったパンが並べられるようですが、夕方に伺った時にはほぼパンがない状態でした。確実に買いたいなら、午前中が予約をして伺うのがいいかもしれません。
パンは、看板の小豆が入った「AZUKI食パン」をはじめ、プレーンの「SHIRO食パン」、抹茶と小豆を練りこんだ「MATCHA食パン」の3種類です
そして、このお店のいいところは1枚からパンを買えること!通常は1.5斤ですが、それ以外に1、2、3枚入りのものも用意されていました。お試しにもピッタリで、このサービスは嬉しいですよね!もちろん、1枚入り全種類を買って食べてみることにしました。
まずは「AZUKI食パン」から。こちらはワケあって、一度冷凍してしまったので、トーストしてその後バターを載せて食べてみました。
トーストした食パンは、外はサックリと軽やかで、中はもっちり。小豆の甘さをひいても、小麦の甘さが感じられ、何もつけなくても美味しいです。
そこにたっぷりのバターを塗って食べたら、悶絶級のあんバター味。小豆のほっくりとした食感と甘さにバターのコクがベストマッチで無限に食べられそうでした。危険すぎて、ある意味1枚でよかったかも。
同時に買った「SHIRO食パン」と「MATCHA食パン」。1枚入りの場合は、こんな風に袋に入っています。おすそ分けにもよさそうですね。ちなみに、1枚入りのパンの厚みは2.3cmだそうです。
こちらはプレーンの「SHIRO食パン」。当日、生のままとトーストしたバージョンで食べてみました。
生はホントに柔らか♪耳までふわふわです。食べてみると、小麦の甘さが口の中に広がって、すごくもっちり食感です。柔らかいのでサンドイッチにもよさそうですが、パン自体にしっかりとした個性があるので、このままで食べるのが一番よさそうな気がしました。
一方、トーストすると、AZUKI同様、外サックリ、中もっちり。でも、生よりももっちり感は弱まり、小麦の甘味も少し弱く感じられました。トーストの場合は、ジャムやバターと一緒に食べるのがいいかな、と思いました。
「MATCHA食パン」も同様にして食べてみました。
生は抹茶の香りがすごく感じられ、小豆の甘さもあり、まさに和菓子。それなりにしっかりと甘さが感じられるので、おやつやお茶うけにピッタリです。あんこの入った和菓子よりもカロリーも低そうなので、ヘルシーかも。
一方トーストすると、抹茶感や甘さは弱く感じました。でも、これに冷たいバニラアイスとか載せて食べたら、リッチなデザートになりそうです。今度試してみようと思います。
たくさん食べたい方にも、食べたい分だけ食べたい人にもピッタリな食パン専門店。こういうお店が増えてくれるといいですね。
早速、お目当てのパンを買いに行ってみてはいかがでしょうか?
紹介しているお店はこちら!
- 高級食パン専門店 あずき 二子玉川店
- サンドイッチ・パン屋 東急大井町線 二子玉川駅 西口 徒歩2分
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