『キッチンABC』や『洋庖丁』と言えば昭和世代のみならず平成世代にも受け入れられている現役の洋定食の人気店。
正確なところは定かではありませんがネットの情報によるとどちらも同じ師匠に師事、そしてこちらのお店もその系譜をたどっているようです。激戦区である池袋駅西口の半径数100m以内にこの3店舗があるのも面白いですね。
メニューを見ると正にその流れを感じます。
タレ焼肉、スパイシー焼肉、そして複数の料理の乗ったセットメニューの数々。これを見ただけでも「絶対何らかの関係があるな」と思わざるを得ません。が、、、そういうことは全く気にしない私、お店スタッフに何ら確認することもなく粛々と注文します。
まずはこの系譜であれば私が一番好きな料理である「特製タレ焼肉」と「メンチカツ」、そして「豚汁」の乗った「Bセット」から。
見た目からだけでも同じ匂いを感じますし食べて確信!元気な男子なら誰もが美味しいと感じるだろうこの味、間違いありません。
ご飯がガンガン進む甘辛くて濃い味のタレ焼肉、そしてジューシーなメンチカツの組合せは完璧ですね。
次はやはり名物の「からし焼肉」の乗ったセットを、相棒はやっぱりメンチの「Dセット」をチョイス。
こちらはタレ焼肉よりあっさり目なんですよね。個人的にはタレ焼肉派ですがこっちのほうが好きな人も当然いるでしょうね。
さらに、こちらのお店で人気のメニューはハンバーグらしいのでそれもセットメニューから。3種類の料理の乗った「Jセット」にしてみました。
ハンバーグのサイズは標準ですがフライは小ぶりでちょっと残念。ハンバーグそのものは昭和を感じる少し柔らかめなもの。そこにかかっているソースはメンチカツにかかっていたものと同じと思われますが、デミグラスとは言えない手作り感満載の甘めのソース。
個人的な好みならこのソースはハンバーグよりメンチがいいですね。
複数のメイン料理が楽しめるセット系はコスパ的にも魅力ですが料理の量が少し控えめに感じます。もっとたくさんのおかずを楽しみたい方は単品メニューにサイドメニューとして追加したほうが量の満足度は高いと思います。
特に「チキンカツ」はバカでかいらしいので興味のある方は試してみてはいかがでしょうか?