『月見軒 札幌駅北口店』
札幌駅の高架下にあります。
駐車場はありません。
ここは、地味に炒飯が美味しいと話題のお店です。
メニューの左上にも、記載がありますね。
▲「チャーハン(700円)」
ここのチャーハンは、見たとおり、とても白いのが特徴かも。写真だけ見て、『月見軒』のチャーハンだとすぐ分かりますよね。
さて、お味のほうは。
あまりはっきりとした味はついておらず、かなり薄味です。味がないわけではないのですが、数あるチャーハンと比べると、ないに等しいかもしれません。
基本の味は「油」だと思います。飯になにか調味料をつけるのではなく、油の旨味がそのまま味になっている感じ。これはこれでなかなかに美味しいのです。
数多くチャーハンを食べ比べていると、美味しいチャーハンはまず油が違います。もちろん、そのお店それぞれにこだわりがあって、意図した味付けをしているのだと思いますが、僕の好みでいうと、やっぱり一番のポイントは、使っている油の好みが大きいと感じます。
チャーハンの味付けはとても難しくて、濃くすればいいというものありません。濃いとすぐ飽きてしまいます。だから、ほどほどがいいのですが、薄すぎると今度は味がしなくて物足りません。ただ炒めたご飯になってしまいます。
で、決め手のなるのが油。
油って、こってりしてます。油ですからね。だから、飯自体に味がついていなくても、油が美味しければ、味がしない物足りなさを感じにくいのだと思います。
いろいろ前置きが長くなりましたが......
で、『月見軒』のチャーハンですよ。
ここのチャーハンは、味が薄くて、油の味がメインです。
これが好きな人は、ハマる味だと思います。油こそ至高!
例えば、同じようなチャーハンといえば、大通りにある『七福食堂』でしょうか。あそこのチャーハンも路線は一緒で油の旨味が美味しいチャーハンで、好んで食べる人も多いと聞きます。
でも、合わない人には、徹底的に合わないかも。
油のこってりが嫌いな人も多いはず。飯自体にはあまり味がついていませんから、一般的にイメージするチャーハンの味ともちょっと違うと思います。いわゆる王道のチャーハンを期待して食べるとがっかりする人も多いかもしれません。
もうこれは、一度食べてみるしか、答えはないのですけれどもね。好みでしかないので。
あぁ、それともうひとつ特徴があった。
米がちょっと固めです。しっとりしておらず、芯があるちょっと手前くらい。結構食感がはっきりあって、噛みごたえも独特なのも特徴あります。
あとがき
たぶん、好みがはっきりと分かれるだろう、なかなか特徴的なチャーハンです。
自分がどちら側に属するのか、味の好みを確認する意味でも、一度食べてみるといいと思います。
ハマればラッキー。他に替えがきかないくらいハマる味になります。
そうでなければ、次から来なければいいだけ。好みが合わなかったとしても、普通に美味しく食べられる味なのは保証します。
こういうチャーハンは、そう多くはありませんよ。
紹介しているお店はこちら!
- 月見軒札幌駅北口店
- ラーメン店 札幌市営地下鉄南北線 北34条駅 徒歩3分
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