再開発が進む渋谷。酒場も老舗が業態を変えたり、新たに大衆酒場を始める人がいたりと、今大きく変化しています。変わりゆく渋谷で、いまオススメしたい1人飲みが楽しい酒場を3軒ご紹介。
立ち飲みで本格ピザとソムリエが選ぶワインを手軽に楽しめるビストロ、どっしり構えた渋谷らしい老舗、そして1人酒場デビューにもぴったりな新進気鋭をご案内します。
1.『富士屋本店』地下の名店が名前そのままにビストロ業態に進化
今はなき渋谷の立ち飲みの名店『富士屋本店』を受け継いだビストロ業態。再開発が進む渋谷で、『富士屋本店』も新しい姿になりました。
落ち着いて飲めるテーブル席から、ハイチェアのカウンター席、そして立ち飲みと様々な使い方が用意されています。加えて、ウェイティングバー的に使えるバーカウンターも誕生。
ワインは400円から。ワイン好きが日常でちょい飲みするには十分な内容ではないでしょうか。ピザ窯があるのが特長で、店長の佐々木さんはピザ職人です。
焼き立てのピザと酒販店である『富士屋』が選ぶプロが選んだワインを普段遣いで楽しめるお店です。
変化する街、変化する飲み屋さんを楽しみませんか。
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店名:富士屋本店
住所:東京都渋谷区桜丘町24-4 第五富士商事ビル 1F
電話番号:03-3461-1195
2.『森本』1948年創業、予約は受け付けない行列のできる焼鳥店
創業から70余年、今も変わらず渋谷の街を明るく灯す人気の飲み屋です。もとは屋台の鰻やどじょうの店として始まったことから、今も鰻串を注文することが可能。古くから通う常連さんが好んで頼みます。
長年、変わらず受け継がれている「つくね(200円)」は、爽やかな柚子の香りがします。滴る肉汁に思わずほっぺが落ちそうに。あわせる小鉢は梅おろしがおすすめ。
カウンター中心のつくりに、ピシっと寿司屋や割烹のような白衣姿の職人さんがキビキビ働かれている様子は初めは緊張すると思います。背筋を伸ばしてお酒をきゅっと。粋な1人飲みを楽しまれてみては。
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3.『呑ん処二◯九』 酒場の1人飲み入門にも!
新しくても、大衆酒場の基本形に忠実。20代、30代だけでなく、酒場に馴染んだ先輩たちにも違和感なく受け入れられるお店です。
お店のテーマは、「スシ、テンプーラ、スキヤキ!」という外国から見た日本食のイメージ。乱暴に集めているのではなく、きちんと整えて酒場の顔ぶれとして違和感は感じません。このへんの基本形からの色つけはさすがといったところ。
ビールはキリンラガー、カウンターで1人傾けて飲むのもいいものです。すぐでる料理はネタケースに入っているのでここから選ぶ仕組み。これは古くからある食堂の形式ですね。
メインの天ぷらは、しっかり王道の海老や穴子はぴしっと仕上げ、少し変わり種でおもしろいものを出しています。
リーズナブルで、明るく開放的。それでいて騒がしくもなくちょうどいい心地よさがあります。15時オープンなのでスタートダッシュにどうぞ。
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