2016年1月に移転した新店舗は以前よりも広くて清潔感あり
私の愛する餃子の中でも「果たしてこれは餃子なのか?」
ちょっと悩むほど、餃子とはまるで別物のカテゴリーのような気がしないでもないですが、お店側が餃子とうたっているのですから餃子なのでしょう。
千葉県野田市が総本山の「ホワイト餃子」グループ。その中で山手線沿線では唯一のお店がこちらです。
2015年まではおばあちゃんの原宿で有名な巣鴨地蔵通り商店街(のだいぶ奥)にありましたが、2016年1月からはJR巣鴨駅から見るとほぼ半分の距離の場所に移転、倍ぐらい広くなって清潔感のあるお店に生まれ変わりました。
以前のお店はそれはそれでノスタルジーを感じる渋い雰囲気だったので愛着もあるのですが
知らないとちょっと入りづらいオーラを放っていたので新店舗になってよかったと思います。
場所は変わっても味は以前のまま
都内にはここの他にも亀有、高島平、小岩にも店舗があります。小岩のお店には行ったことがないので何の判断基準もありませんが、それ以外と比較すると、私個人としてはこちらのお店の餃子が一番好みです。
私の感じる大きな違いは「焼き」。この餃子、約8分蒸らしさらに約8分油で揚げているのですが、こちらのお店の餃子が一番カリッとサクッと仕上がっているように感じるのです。
これだけ時間をかけて焼かれてる(揚げられる)ため、それを受け止めるフランスパン用の小麦粉で作られた皮もしっかりしています。
できたてはカリカリで超熱々、これを一口で頬張ってしまうと悲劇が起こるので焦らず小口でちょっとずつ食べましょう。
技術連鎖店ならではのメニュー
基本、ホワイト餃子グループでは餃子がメイン、通常のお店は餃子とライスとお新香、そしてアルコール類しか取り扱わないところがほとんどでした。今はなき一部のお店では本当に餃子しか提供していないところすらありました。
それらに対してこちらは技術連鎖店なので別メニューも準備しています。その中でも大きな差別化は
ラーメンやチャーハンがあるということでしょう。
超シンプル、生姜の香りが効いているラーメン、具材は刻んだナルトと卵焼きという組合せが珍しい醤油ベースのチャーハン、これらがあるだけで食事の幅が大きく広がります。
土日のみならず平日ランチタイムでも行列ができてしまうので時間に余裕をもって訪問することをオススメします。