大阪新世界にある老舗ホルモンのお店『丸藤』
大阪は新世界エリア。
地下鉄動物園前駅から、ジャンジャン横丁を通り抜けたその先。
ここに、昔から営業しているお店がある。
『丸藤』だ。
黄色い三角テントに、かすれた紺色暖簾。この暖簾の「ホルモン」という文字が、根拠はないんだけど・・・なんとなく『じゃりんこチエ』っぽくて好き。
黄色いテントには、ホルモンという文字の次に泡盛がきて、そして、やきとりにうどんが続くか・・・酒でなく泡盛オシというところが、酒飲みにはたまらんわね。
からからと引き戸を開けて中に入ると、奥にずいーっと続く一文字カウンター。全部で・・・16席あるのかな。
腰をかけると、調理場後ろの壁には、年季のはいった札や短冊のメニューがずらり。ホルモン以外にも、一品メニューが結構いろいろあるんだよね~
ホルモンは牛なんだけど、焼物や煮物などの一品なら豚や鶏メニューもあるぞ。
ビールをもらうか・・・瓶ビール(580円)は、キリンかアサヒをチョイスできる。
まずは、「煮込みホルモン(450円)」をもらうか。
これはてっちゃんかなぁ・・・白もつと、ふわの煮込み。煮込みなんだけど、ホルモンは薄切りで、平たい小皿ででてくる。醤油ベースのあっさり味付けでグー、ホルモンもまったく臭みなしで旨し。
ホルモン煮込みには、おなじみの一味をどわっとかけて。
このお店の一味は案外とひりりで、いいアクセントになるよん。
続きましてー、「ホルモン焼(520円)」。
ホルモンは、先ほどの煮込みと同じ部位を使っているんだけど、そこに、玉ねぎを加えて、焼肉ダレのような少し甘めの味付けで炒めたもの。いい感じでにんにくも加わり、酒飲みの絶品アイテムに仕上がっている。
煮ても焼いても、この白もつのふわっと柔らかい脂がたまらんわね。
チューハイライム(380円)をもらって・・・
「ミノ湯引き(350円)」。
細かくカットした湯引きミノに、ポン酢。
ポン酢は、酸味の少ないあっさりタイプで、少しかかっている程度。おー、細かくカットしてあるのに。思ったより歯ごたえがすごいな。こりゃ酒が進むわ。
店に入ってくる客をみていると、
酒を飲む人がいる一方で、ホルモンうどんやホルモンそばを食べに来る人も結構多いんだよね。この店の雰囲気、確かにうどん・そばの店でも成立するな(笑)
新世界のど真ん中だけど、ガヤガヤ騒がしいこともなく、ゆっくりホルモンを堪能できるお店。
気になる人は是非。
紹介しているお店はこちら!
店名:丸藤
住所:大阪市浪速区恵美須東3-4-2
電話番号:06-6649-3793
営業時間:11:00~21:00
定休日:木曜