中野駅からも高円寺駅から微妙に離れている、JR中央線・総武線のガード下ならぬガード横。知っている人じゃなきゃなかなか見つけられない場所にあるのがこちらのお店です。
人通りの多い場所ではありませんが、特徴的なレトロな外観から近くまで行けば一発でわかります。
今はなき2012年8月4日放送のフジテレビ「めちゃイケ」の名物企画「ガリタ食堂」でも取り上げられたお店『ピピカレー』が2014年、こちら中野にやってきたそうです。
ガリタ食堂と言えば爆食いですが、こちらのお店では白米・玄米が選べるだけでなく辛さとご飯の量も選べます。バリバリの体育会系から少食の女性まで幅広い客層に対応可能です。
男性普通盛でも350g、これは相当に多いです。レンジでチンするパックごはんでも通常は150~200gですのでそこからご判断下さい。
安易に「大盛」と言ってしまった日には後悔先に立たず。当然ながら食べ残し厳禁ですので十分ご注意下さい。
量も特徴的ではありますが、もっと明確な差別化はそのメニューと独特のカレールー。
やはりお店の特徴を表現するのは「ピピカレー」でしょうか。こちらは玄米、普通盛です。
ボイルや素揚げされた10種類超の野菜がたっぷり乗っています。多くの男性はこの量で十分満足できるのではないでしょうか?
野菜は味付けされておらず素材を味わいながら超濃厚なカレーとのハーモニーを楽しめます。カレールーは金沢カレーを彷彿とさせるようなドロっとしたものですが様々なスパイスと素材が溶け込んでいるのでしょう。
辛口は食後に薄っすら汗ばむ程度の食べやすい辛さです。
そしてこちらは王道の「カツカレー」。白米の普通盛です。
カツは揚げたて、しっかりしたトンカツで当然ながら野菜主体の上記「ピピカレー」よりもさらにボリュームたっぷりです。
それにしてもこのカレールー、トンカツソースがなくてもカツに全く負けていません。これはこれで美味しくてこのままでも十分なのですが
スープ割りが可能なのです。鳥のスープとのことですがこれを溶かすとあ~ら不思議、また別の味に大きく変化します。私の舌のボキャブラリー的には欧風カレーに近づく感じです。
こちらのカレーにはミニサラダもつくのですがそれもちょっと変化球。
サルサソースのドレッシングにパスタ?そうめん?のちょっと変わったサラダです。
一度は大盛にチャンレジしたみたいと思っているのですが、そのためには事前に体調調整が必要ですね。