モツ料理主体の庶民的酒場
お店は都営新宿線の曙橋駅A1口から徒歩2分程のところにあります。
ご主人は小岩にあるモツ焼きの名店『大竹』で修業を重ねて来られたそうです。
店内は”THE昭和”といった雰囲気。入り口すぐの大きなL字型カウンターが一際目を引きます。
メニューはモツ料理中心ですが居酒屋メニューもあり、連日、仕事帰りのサラリーマンなどで賑わっております。
まずはビール!!
お酒は、生ビール、瓶ビール、日本酒、ウイスキー、ハイボール、ホッピー、レモンハイ等、大体のお酒は揃っている感じです。
で、ここで特筆すべきは値段!!
「生ビール(中)」は550円なのですが、「レモンハイ」や「ウーロンハイ」は350円と格安。
ちなみに、ここ、新宿区で四ツ谷にも近い繁華街ですから・・・。
キラーコンテンツは新鮮なモツ刺し!!
『福よし』の看板メニューは、ズバリ、モツ刺し!!
種類は、
・タン刺し(400円)
・テッポー刺し(400円)
・せんまい刺し(400円)
・ガツ刺し(400円)
・頭刺し(400円)
・小袋刺し(400円)
いずれも生ではなくよく湯がいてありますが、どれも鮮度が良くなければ決してメニューに出すことはできません。モツ類は鮮度が落ちると臭みが出ますので・・・。
ちなみに、上の画像は「頭刺し(400円)」で、いわゆる豚の頬の部分。こちらで使用しているカシラは、ほぼ、脂身なので脂好きには堪らない筈です。
そして、下の画像は「テッポー刺し(400円)」。豚の直腸ですね。
どちらにも酢醤油がかかっていて、薬味のニンニク、洋がらし、刻みねぎでいただきます。
王道のもつ焼きは必食!!
モツ料理と言えばモツ焼き。
そこで、おススメの2品を紹介します。
まずは「カシラ(1本)120円」(写真上)。豚の頬肉なのですが、先程も申し上げた通り『福よし』では脂の多い部分を使用しております。
なので、これは断然”たれ”が合います。
そして、次におススメは「ナンコツ(1本)120円」(写真下)ですね。
これは豚ののど仏にある軟骨で、コリコリとした食感が特長。筋肉の部分もかなり付いているので、肉の旨みも同時に味わえます。
こちらはやはり”塩”でしょう。
モツ専門店ならではの秀逸の1品!!
レバニラ炒めというと中華屋さんの定番メニューですが、こちらの「レバニラ炒め(580円)」(写真上)はさすがモツ料理専門店だけに使っているレバーが全然違います。
鮮度が良いのは当然として、火の入れ加減も実に絶妙。
この値段で大きくカットされた物がゴロゴロ入っているのも嬉しいですね。
また、「チャーハン(600円)」(写真下)もチャーシューの代わりにカシラ肉を使い特徴を出しております。
カシラ肉から溶けだした脂の旨みがチャーハン全体を支配していると言っていいでしょう。
こちらのお店は混み合うことも多いので、訪問の際は予約されることをお薦めいたします。
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http://www.hkoume.xyz/article/462534105.html