1．『四海楼』明治32年創業、元祖とされる太麺と一般的なパリパリ細麺の食べ比べを！

まず紹介するのは明治創業の『四海楼』。チャンポン・皿うどんの元祖と言われ、長崎では定番のお店です。こちらの皿うどんは柔らかいちゃんぽん麺を使った太麺皿うどんなんです。一般に皿うどんとして知られるパリパリ細麺のは、「炒麺（チャーメン）」という品名。二人以上で訪れたら、ぜひ太麺の「皿うどん」とパリパリ細麺の「炒麺」を食べ比べてみてください。同じ皿うどんでも大きく異なる味わいが楽しめますよ。

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2．『美有天』大正元年創業の老舗は、甘さ控えめのあっさり皿うどん

2軒めは新地中華街にほど近い『美有天（びゆうてん）』。看板に「元祖長崎ちゃんぽん」を掲げるこちらは大正元年の創業。鶏ガラベースのあっさり細麺皿うどんをいただきました。長崎の皿うどんは餡の味付けが甘い店が多いのですが、こちらは甘さ控えめです。

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3．『会楽園』創業昭和2年、黄金比スープを使ったパリパリ細麺皿うどん

3軒目は長崎新地中華街・玄武門のすぐ脇に聳える『会楽園』。昭和2年創業を謳う老舗です。写真は鶏7:豚骨3の黄金比スープを使ったパリパリ細麺皿うどん。かなり甘口ですがソースを掛けると全体のバランスがちょうど良くなるんです。

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4．『新和楼』昭和3年創業、本場の老舗にふさわしい甘口餡の皿うどん

4軒目は新地中華街のど真ん中に店を構える『新和楼』。創業は昭和3年。こちらの皿うどんは出汁はあっさり具はたっぷりで麺にも特徴あり。『会楽園』以上に甘い味付けですが、ウスターソースをひと回し掛けると皿の上に調和がおとずれます。

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5．『京華園』昭和19年創業、豪華な具たっぷりの特製皿うどんは満足度満点

5軒目は新地中華街の『京華園』。玄武門のすぐ近く、『会楽園』の向かい側です。昭和19年に創業し、26年に現在地へ移転したとか。写真は「特製皿うどん（細麺）」。小さなアワビなど豪華な具がトッピングされている満足度満点の一皿でした。

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6．『江山楼 中華街新館』揚げたちゃんぽん麺をスープで戻した、絶品・太麺皿うどん！

6軒目は昭和21年創業、新地中華街の人気店・『江山楼』。こちらの太麺皿うどんは揚げたちゃんぽん麺を使用しています。食材を炒めスープを注いだところにその揚げちゃんぽん麺を投入。煮込まれてモチモチになった太麺には旨味がたっぷり滲みてます。「ソー酢」を掛けて召し上がれ。

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店名：江山楼 長崎中華街本店 （コウザンロウ）
住所：長崎県長崎市新地町12-2
電話番号：095-821-3735

7．『天天有』思案橋の人気店！ 一口餃子のついたセットがお得

7軒目は新地を離れて思案橋横丁へ。こちら『天天有』も昭和21年の創業です。これまで紹介した新地の中華料理店と違って家庭的な雰囲気の中、いただいたのは細麺の皿うどんと餃子のセット。揚げ麺は白くてサクサク。モチャっとした餡に良い感じで絡んでくれます。セットの一口餃子も乙な味でした。 

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8．『康楽』豪華なソボロ皿うどんが美味い！ 思案橋通りの名店

8軒目も思案橋通りから。『康楽』と書いて『かんろ』と読みます。ちゃんぽんの本場長崎にはソボロちゃんぽん・ソボロ皿うどんというメニューがあります。鶏のソボロ肉が乗っているわけではなく「特製」「特上」と意味はほぼ同じ。思案橋横丁で人気の中華屋さん、『康楽（かんろ）』 のソボロ皿うどんも豪華な一皿。具をつまみに飲むのも一興ですよ。

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9．『リンガーハット 長崎宿町店』あの人気チェーンの1号店！ 万人受けするさすがの安定感

最後は番外的になりますが、あの『リンガーハット』。長崎ちゃんぽん・皿うどんといえば外せないチェーン店。長崎市郊外にある1号店も地元の方々で賑わっていました。皿うどんは万人受けする安定した美味しさ。 ウスターソースもちゃんと常備されています。

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以上、9店。「長崎ランタンフェスティバル」の期間に限らず、観光地として楽しめる長崎の地。訪れる際にはぜひ参考にしてみてください！