ラーメン・つけ麺はもちろん大好物のひとつですが、濃厚トンコツ系はお腹が拒絶することだけでなくその香りや脂にもちょっと抵抗があります。かと言ってあまりにもあっさりだけでも物足りない。
そんなワガママな好みなので、メインは鶏と香味野菜、トンコツはちょっとだけ、節系も微かな香りだけ、それでいてボリューム満点!みたいのを好んで食べています。
そんな私のどストライクのひとつが以前こちらでもとりあげた『ほりうち』及びその元となっている『満来』です。
食べきれないほどのチャーシューが乗っていることでも有名なこちらのお店ですが、そこでしっかり修業を積んだオーナーが経営しているのが今回のお店『中川家』です。
JR山手線なら高田馬場駅が最寄りとなりますがちょっと離れています。東京さくらトラム(都電荒川線)の学習院下駅が一番近いですが、路面電車で移動してくる方は、、、?
こんな場所ですのでカウンターのみで回転勝負の新宿のお店とは違ってテーブル席があったり、お酒やつまみもあるというのが特徴のひとつでもあります。
さらに味噌や塩、そして多数のトッピングやご飯系があるというのがある意味衝撃でした。『満来』に出会った1987年から一度たりとも見たことのないメニューが多数並んでいることに興味津々でした。
こちらは上に貼ったチャーシュー麺そのものとのこと。新宿のお店がそもそも大盛状態なのでこちら『中川家』では普通盛は新宿よりちょっと少なめ、大盛で新宿サイズとのことです。新宿のチャーシュー麺そのものということであればそれは見慣れている、食べ慣れています。なのでこちらのお店ではここ限定のものをいくつかいただいてみました。
まずは新宿にはなかった「塩」から。塩は日々改良を重ねているとのことでこの日のバージョンは
Ver.6.13だそうです。
いかにも『満来』『ほりうち』の見た目、それでいてスープが塩、とても不思議です。こちらの系統は醤油でも濃厚とか辛いとかではないのですが、それが塩になるとさらにあっさりしています。
量は多いもののあっさりだけでは物足りないので、これまた新宿にはない「水餃子」、こちらも頼んでみました。ラーメンと餃子(水だけど)、このお店でこの2つが食べれる日が来るとは思いませんでした。
「塩」を食べたなら次は「味噌」でしょう!こちらには、これまた新宿にはないトッピング「ワンタン」を乗せてみました。
「ワンタン」多いですね。大きくてチュルチュルな皮に控えめの餡、私はこのぐらいのバランスが好きです。エビやひき肉たっぷりの餡を出すお店もありますが、それだとワンタン自体がメインになっちゃう感じがします。
私はトッピングとしてメインを邪魔しないこのぐらいが好みです。味噌ラーメン自体も美味しいですが、正直『満来』『ほりうち』らしさは消えてしまいますね。
であればやはり「つけ麺」でしょう。こちらにも気に入ったワンタンを乗せてみました。
このビジュアル、たまりませんね。見るだけもうパブロフの犬状態です。
この醤油スープにワンタンの組合せ、最高です!なんで今までなかったんだろう。
今でも行けなくはないほどの距離である新宿ですが、そこよりも近くで同じ味が楽しめる、さらにバリエーションの幅も広いのであればこちらでもう十分です。
紹介しているお店はこちら!
店名:中川家
住所:東京都豊島区高田3-21-11
電話番号:03-6310-1035
営業時間:11:00~21:00
定休日:不定休