1．しびれる辛さに挑戦！「痛い」辛さまで体験できる『HOI恵比寿』

恵比寿駅と広尾駅の中間くらい。裏路地に佇む四川料理店は、中国の『納屋』をイメージした空間で、ちょっとノスタルジックな気分で食事ができるお店です。四川火鍋や麻婆豆腐などの辛い料理も人気な『HOI恵比寿』は、ランチタイムでも激辛が食べられ、その郷愁漂う雰囲気とは裏腹に超刺激的！

 汁なし担々麺は、胡麻とラー油のコンビネーション。ひき肉や干しエビ、高菜など旨味のある食材を入れていて、普通に食べてもなかなか辛い。はじめは胡麻の担々麺味を。そして皿の中に添えてある生卵の黄身を混ぜれば、少しマイルドな味に。好みで黒酢を加えてスッキリと、三段階の愉しみで食べられます。

しかし、『HOI恵比寿』の汁なし担々麺の魅力はこれだけではありません。追加料金がかかりますが、「辛さ増し」が出来るんです！しかもその辛さは+500円で「痛い」レベルまで。我こそは激辛派という方は、是非この「痛い」世界を体験されてみてください。

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2．巨大な皿で登場！恵比寿屈指の個性派まぜそばの店の汁なし担々麺は味の足し算もスペシャル！『三ツ星』

 そのマニアックさとオリジナルで作る麺が楽しい『まぜそば三ツ星』。和食、フレンチ、中華の名店で修行をし、その先に行きついたのがこの「まぜそば」というジャンル。さまざまな経歴を持つ店主が作り出す「まぜそば」は、創意工夫の宝庫的お店で、さまざまなアイディアや足し算が面白く、その魅力に取りつかれた熱狂的なファンもいるお店です。

『まぜそば三ツ星』の汁なし担々麺は、個性的なメニューの中でも、さらに特殊！

まず、度肝を抜かれるのが、巨大なお皿で登場するところ。『まぜそば三ツ星』はカウンターだけの決して大きくないお店なので、カウンター越しに巨大な皿を渡された時の衝撃にまずビックリ！そして、麺の中に、どれだけ食材が入っているのかと創造を超えるほどの味の足し算がされているのです。

たっぷりのパクチーやネギ、ピーナッツ、高菜、生たまご、ラー油、山椒などまでは理解できるのですが、お肉は和牛を使い、レモンのマーマレードやなんとバナナチップまで入っているんです。もちろんすべてを混ぜて食べるのですが、爽快なぴり辛感と最後にくるバナナの甘さのバランスが面白い。1,350円って、ちょっと高いんじゃない?と思うのですが、食べると納得の汁なし担々麺です。 

 

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3．味噌がミソ！ビール坂の無化調中華料理店の汁な担々麺は、胡麻と手作りラー油の濃厚な味の共演『方哉』

 調味料はできるだけ自家製。無化調で自分の味を徹底的に追求し、超真面目な中華料理作りに励んでいる『チャイニーズダイニング方哉 （まさや）』。そんな姿勢から作り出される雑味のない料理に魅了されているファンも多く、ランチタイムになると入れないことも多々あります。

汁なし担々麺も他店とは違い、深さのあるどんぶりに入ってきます。まずは茹でたての麺の下に隠れる練りごまの多さにびっくりするはず。混ぜていくとその胡麻で麺が重くなっていくほどです。胡麻には白みそが入り、日本人のDNAを呼び覚ますなつかしさ。自家製の旨味のあるラー油に山椒のシャープな辛さ。干し貝柱の入ったコクのある醤油ダレに加え、鰹節がこれまたよい燻した醤油のような味をだし、みじん切りのニラがシャキシャキ感と爽やかな香りを加えています。

辛いというより胡麻の濃厚なリッチな汁なし担々麺ですが、これがまた850円で食べられるからスゴイのです。ほのかに残る白みその味。辛さの中に優しい甘さとなつかしさが残る汁なし担々麺です。

 

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4．恵比寿屈指の高級店。味の決め手はあの食材！『MASA’S KITCHEN（マサズキッチン)』

 恵比寿には高級という部類に分類される中華料理もありますが、世界的に権威のあるグルメガイドブックに掲載された実績もある人気の中華料理店です。お店に入るとレセプション。スーツを着たスタッフに案内され、落ち着いた雰囲気の店内へ入ります。ランチタイムには、3,600円の小さなランチコースと5,650円のランチコースがあり接待などにも使えるお店です。

今回ご紹介した汁なし担々麺価格としては最高値の1,500円ですが、前菜や小龍包もつき、しっかりしたサービスもあるので、これは納得価格。

汁なし担々麺は、他店に比べていたってシンプル。そぼろ肉、砕いていないピーナッツ、松の実、ソシテパクチー、ネギがのり、清々しい感じ。その見た目と同様、味付けに黒酢を使いすっきりした味わいです。黒酢を使っているため、すーーっとした酸味が特徴で、食べた時のギャップに追いつけるか否か。それがこの汁なし担々麺にはまるかどうかの分かれ目となるところ。ラー油の直球の辛さと、最後にじんわり残るキリリとした山椒の辛さ。上品な汁なし担々麺を味わいたい時に、訪れたいお店です。

 

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5．よだれ鶏より辛い！？王道の味付けながら絶妙のバランスの四川麻辣汁なし担々麺『中華香彩ジャスミン』

 恵比寿よりも広尾よりですが、恵比寿で中華料理となれば、まず名前の出る有名店です。桜の季節には、お店の前の明治通りの桜が美しく、ブログにも掲載していますが、桜の季節にはちょっと粋なサービスもしてくれます。名物はよだれ鶏ですが、それを超える辛いメニューといえば、「四川麻辣汁なし担々麺」です。

今回ご紹介した汁なし担々麺の中では、最も担々麺から想像される汁なし担々麺王道のスタイル。味も汁なし担々麺を食べている～と安心する味ですが、しっかり旨味が計算され美味しく作られています。皮つきのピーナッツがまたいいアクセントで、ちょっとほろ苦く、辛さとのバランスをキープしています。全体を混ぜて食べるのですが、ラー油や山椒の旨味がいい。じ～んとくる辛さと、定番ながらも美味しい汁なし担々麺が食べたい時に訪れたいお店です。

ランチタイムは、人参ジュース、スープ、小鉢、デザートがついて1,100円と価格的にもありがたい。

 

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