中野駅北口のアーケード街、サンモール、、、から右に折れたところにあるこちらのお店。中野を代表する老舗の居酒屋のひとつでもありますが、このお店が提供する焼魚のランチは中野どころか○○で一番!と思えるものです。
最大の特徴はお店1階中央にドーンと鎮座する巨大な囲炉裏。1階のカウンターに座れれば目の前でパチパチ焼かれる魚群を見て楽しむこともできますが、、、
残念ながら私はまだ1階カウンターに座れたことがありません。11時開店のお店に11:15の行っても2階席ってどれだけ人気なのでしょうか?
ランチメニューは至ってシンプル。いくつかある魚を選ぶだけです。お値段は900円均一。お店に入ってすぐ、まずは改札?で食券を買ってから着席です。
ご飯、みそ汁おかわり自由、そしてお新香食べ放題なのは嬉しいですね。
メニューはこれ以外にも季節ものがあります。例えば秋なら当然「サンマ」!
横にお新香はあるものの、正直「えっ!これだけ!?」。見た目のパンチ力はかなり弱めです。このぐらいなら大手居酒屋チェーンのワンコイン定食でも、、、ごめんなさい、私が間違っていました。
「とっても美味しいです!たまりません!」
普通に売られている「サンマ」と同じものとは到底思えません。フワフワに焼かれてしっかり脂も乗っている、こんな美味しい「サンマ」を食べたのははじめてかも知れません。正直2尾食べてもよかったです(おかず単品は700円で注文できます)。
さすがは毎日行列のできるお店、理由がわかりました。こうなるとすぐに他の魚も食べてみたくなるのが人情です。まずこちらは「ぶり」。
肉厚で脂の乗っている「ぶり」にはサラサラしている甘みのあるタレがかかっていました。これまたご飯の進むもの、このタレだけでもご飯一杯イケますね。
そしてこちらは「しゃけ」。
「ぶり」よりもさらに肉厚、3cm以上ありますね。こちらにもタレがかかっていました。「ぶり」も「しゃけ」も皮はパリパリ、身はふっくら、タレも含めて全て胃袋に入っていきました。
シンプルだからこそ味でしか勝負できない、そして結果を出し続けているこちらのお店。行列にはちゃんとした理由がありました。