赤坂一ツ木通り沿いのとある雑居ビル2階。
階段を上がって奥に進むと、赤い看板が。ここが今回ご紹介する四川料理のお店『望蜀瀘(ボウショクロ)』。痺れと辛さで妥協を許さない本格的な四川料理を味わえます。
店内に入ると、唐辛子と山椒のスパイシーな匂いがあたり一面に。すでに空気が辛いような気がします。
汁無坦々麺は麺類の人気ナンバー1!
ランチメニューはバリエーション豊富で全品880円。
麺類の人気ナンバー1は、今回ご紹介する「汁無担々麺」。
ちなみに、ご飯系の人気ナンバー1は「四川麻婆豆腐」。
どちらもツートップにふさわしい看板料理。
ランチは、すべての料理にライス、スープ、サラダ、漬物、デザートが付いてきます。
汁無担々麺でもライス付き!炭水化物×炭水化物ですね。
ライス、スープはお替り自由。
この日の漬物は、なぜかカクテキ(大根のキムチ)。四川料理なのにキムチ、謎です(笑)。
痺れと辛さがハンパない汁無担々麺
まずは主役の汁無担々麺に立ち向かいましょう。
スパイシーな香りが食欲をそそります。
山椒と唐辛子がたっぷりと入ったひき肉を麺とよくかき混ぜて、じっくりと味わいましょう。
山椒の痺れ、そして唐辛子の辛味、そして細かく刻んだピーナッツが細めの麺と混ざり合って、これは絶品。
手加減無用な「麻」と「辣」のキケンな世界に引きずり込まれる!
辛い料理が好きな人はハマること間違いなしの激辛っぷりです。
体が熱くなって途中から発汗。
寒い季節でも発汗必至。気持ちよく汗をかけるかも(笑)。
サイドに付いてくるスープが野菜や豆腐がゴロゴロ入っていて、不思議な味。
担々麺の辛さを和らげてくれるので重宝します。
担々麺の具をご飯に乗せると二度美味しい
ライスはどのタイミングで食べるのか悩ましいところ。
担々麺の具をご飯に乗っけて食べるのがおススメ!
「担々麺」の後は「坦々飯」。これはご飯が進みます。
そして、〆はデザートの杏仁豆腐でクールダウン。
「火事状態」の口の中が無事「鎮火」(笑)。
スープと並んで重宝するアイテムです。
とにかく、このお店の料理は、日本人向けの味付けなど一切関係なく、妥協のない本場の痺れと辛さに徹しているのがすばらしい。
今回ご紹介した「汁無担々麺」だけでなく、スープのある「担々麺」や、「麻辣味モツ麺」、ご飯ものではもう一つの看板「四川麻婆豆腐」などなど、本場クラスの辛いメニューが豊富。
辛いモノ好きの方は、是非挑戦してみてください。