JR中野駅北口から真っ直ぐ北上、サブカルの聖地を通り抜けるとぶつかる早稲田通り。そこを右折してさらに約400mと駅からはだいぶ離れてしまう場所にひっそり佇むこちらのお店。

お店のことを知らないと入るのにちょっと戸惑う老舗の？オーラを発していますが、、、このランチメニューを見ればハードルも一気に下るでしょう。

天ぷら定食をはじめ王道のメニューと思われる3トップ？は全て850円。一番高いさしみ定食でも1,000円と値段だけ見ればかなりリーズナブルです。

ということで早速実食です。まずは「天ぷら定食」から。お一人様なら迷わずカウンターですね。注文するとすぐにミニサラダとお新香が提供されますが、それをつまみながら目の前で揚げられる天ぷらを見ていると空腹感＆期待値も3割り増しです。

そして出てきたのがこちら。

ちょっと少ない気もしますが850円でエビも2本入っているし

「個人店ならまぁこんなもんか」

と思いきや、、、さらに小ぶりながらかき揚げも登場。

イカや小エビの入った厚みのあるかき揚げ。これがあるとないとでは300円ぐらいの価格差を感じますね。ちょっと物足りないというイメージから

「安くてボリュームたっぷり！」

コロッと180度変更です。

天ぷら自体は全体的に白くてうっすらの衣をまとっており江戸前風のパリッ・サクッとはちょっと違うイメージ、あっさり天つゆからも関西風という感じです。

定食がこれなら天丼は？

はい、ど～ん。定食が全く同じものが丼に最初からパイルダーオンです。

天つゆは同じもの？さらさらのあっさりした天つゆをまとっています。この天つゆだと食べ始めは正直ちょっと物足りないぐらいですが、完食する頃にはちょうどいい感じになります。定食と丼、別盛り派と丼派、どちらにも満足できるメニュー構成ですね。

ただ、私が一番気に入ったのは定食の最後に出てきたかき揚げ。その丼があるとなればそれを食べないわけにはいかなでしょう！

なるほど、こういうことですね。単品のエビこそ入っていませんがその分、かき揚げ自体のボリュームがかなり増えています。

イメージ的には倍ぐらいですね。このボリューム感がたまりません。個別天ぷら別盛派、丼派、そして大きなかき揚げ一点盛り派、どんなタイプでも満足できるお店だと思います。