『麺専門店アラキ』ってどんな店
ラーメン専門店ではありませんが、お店の一番人気は「ホルモン中華」
うどん、蕎麦、そうめんに中華と麺類一式がどれもこれもたっぷりの麺量で満腹になること間違いなし!
朝から熱気と活気に溢れている《炭水化物満載のお店》
創業50年を超えるお店は近年、道路の拡張で移転・新築されスッキリと生まれ変わりカウンター20席、テーブル24席、小上がり12席と県内でも有数の客席数を誇る。
フライング入店?
開店時間の30分以上も前から入店し食券を買い求め席について開店準備が整うのを待つ常連客たち。
平日なら10時45分頃から注文の品がテーブルに運ばれてくる。
そして定刻の11時には50を超える席がほぼ埋まり、お昼時ともなれば広い駐車場も満車になってしまう盛況ぶり。
麺量が多い訳とは
お店の入り口や券売機の周りには[麺の量が多いです!店主]という注意書きがいくつも貼ってある。
そうなんです、ここ『麺専門店アラキ』は先代から続く麺量が多いことで知られた自家製麺の人気店。
先代がお腹を空かした人のため、腹いっぱいになるよう麺量を増やして提供したのが始まりだそうだ。
ここでメニューの紹介
まずは入り口の券売機で食券を買います。
メニューボタンの数はなんと「59個」もある!
気が遠くなるアイテム数なので、事前に何を食べるか決めておく必要があります。
1、麺の種類を選びます(中華麺、うどん、そば)
2、味を選びます(醤油味と味噌味、塩、ゴマ)
3、トッピングを選びます(ホルモン有と無し 五目、わかめと豆腐)
4、サイズを選びます(小盛、並み、大盛り)
以上が通常メニュー
その他に季節限定として つけめんやカレー味、そうめんもあります。
符丁(ふちょう=合言葉)
食券を買ったらお店スタッフが素早く回収のうえオーダーを厨房へ取次、客を席に誘導して食券に注文済の〇印をつける。
今回は大きさの比較のため小盛サイズと大盛り(並盛り券+大盛り券)サイズを注文。
選んだ商品は「小盛りホルモン中華」略して「小盛ホル中(630円)」
もう1品は「味噌ホルモン中華」略して「みホ中(780円)」と「大盛り(150円)」
ちなみに「ホルモンうどん」が⇒ホルう、「ホルモンそば」が⇒ホルそ、 「味噌ホルモンうどん」が⇒みホう、となる。
比較してみました!
左が「みホ中+大盛り」、右が「小盛ホル中」
小盛と言って安心してはいけません!
麺量推定250g(ゆで前)これだけで一般的お店の並みサイズはゆうにあります。
大食いのお友達を連れて行き、自分の大盛りサイズを手伝ってもらうつもりだったのに「小盛」であえなく撃沈(;^ω^)
一人大盛りを前に、たじろぐことになったワタシ(爆)
「みホ中」+「大盛り」とは
並盛がゆで前で330~350g 大盛りだと推定660~700g
でかいドンブリから盛り上がっているさまは圧巻(笑)
プリっとした食感の中太麺はかんすいを控えめにした自家製卵麺。
ゆるいカールがたっぷりのスープを抱え、後半はそのスープをしっかり吸い込んで旨いが、これが食べても食べても減らない。(笑)
先が見えない不安というか、完食できなかったらどうしよう? 心配をよそに箸を持つ手は止まらない(笑)
ホルモンは実は豚バラ、豚もも肉の乱切りだった。
『アラキ』では20年ほど前から内臓ではなく、柔らかく煮込まれた角煮のような豚肉を使っているので、子供のころから通っている地元の人なんかはこれがホルモンだと普通に信じている(笑)
券売機には単品で「ホルモン(360円)」と「モツ煮(580円)」がある。
『アラキ』を愛してやまない常連のことを《アラキニスト》と呼ぶそうだが、彼らは「ホル中(またはホルう)」+「ライス」+「モツ煮」で完食・全汁が基本なのだ(笑)
赤味噌ベースのスープ
豚骨を1日10時間、4日間煮込んだ出汁が基本となっている。 これに赤味噌を中心に数種類の味噌をブレンドしたすごくなじみ深くハッキリした味わいの味噌スープに仕上がっている。この味噌がホルモンと称される肉と実に相性が良く癖になる旨さ。
11月には人気の季節限定「カレー中華」が登場!
「小盛カレー中華(780円)」
冬の人気メニューで、登場を待ちわびるファンも少なくない!
ドロドロのルーにまみれたツルシコ麺、こってりカレー中華でお肉もゴロゴロ。
卓上のすりおろしニンニク入れ放題(笑)
するとどうでしょうスパイスと塩気がすっかり丸くなったではありませんか!
クセになるわ〜
残ったルーに別売り「ライス(180円)」を投入して追い飯カレーも良さげですね(^^♪
そうめんって家で食べるものと思っていましたが、お金を払っても食べたい「生麺のそうめん」は絶品
「そうめん(730円)」
こちらはぶっかけスタイルでの提供。
小は無かったのね!麺めっちゃ多い
『アラキ』は自家製麺なのでどのメニューも麺が多いのが特徴!
透明感のあるシコッとした麺
そうめんを噛み締めたことが無いので飲み込む物だと思ってだけどコシが強くて詰まりそうになる
ほんのり甘いカエシとたっぷりの生姜が爽やかで暑い日にピッタリ!
お金を払っても食べてみたい、夏の風物詩『アラキのそうめん』でした♪
【まとめ】
教訓その1、小盛などと侮ってはいけない。
教訓その2、大盛りは《大食いで早食い》に自信のある人のみがチャレンジすべし。
今回は中華麺をご紹介しましたが、うどん・そばも手打ちの製法で作られた自家製麺で、中華麺以上にボリュームたっぷり。 お腹がいっぱいになるのは請け負います。
《腹が減ったらウチへ来い!》なんてキャッチフレーズをよく目にしますが、『アラキ』へ行けば安くて旨くてお腹いっぱいになれる。なので地元の人やお仕事で腹をすかせた客でいつも溢れているのです。
[当店はセルフサービスです、、、ご協力ください] そんな張り紙もありました。 お水もセルフ、片付けもセルフ、たくさんいるスタッフは何してるの?と疑問に思うかもしれませんが、客の注文をいち早く厨房に伝え、できたものを最速で客の元へ届けることに特化しています。 なので回転がめっちゃ速い。 貴重なお昼休みの時間を無駄にさせないのも魅力の一つ。
いかがですか、富山ブラック以外にもこんな炭水化物がたっぷり楽しめるお店が存在します。
お腹を空かせてから訪ねてみてはいかがでしょうか?
紹介しているブログはこちら!
https://blog.goo.ne.jp/aminosan111