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あの有名カップ麺インスパイアも!止まらない福岡非豚骨ブームを担う5軒
あの有名カップ麺インスパイアも!止まらない福岡非豚骨ブームを担う5軒

あの有名カップ麺インスパイアも!止まらない福岡非豚骨ブームを担う5軒

最終更新日 : 2018/11/06

この記事で紹介するのは…福岡でオススメの非豚骨新店について紹介しています。『中華そば ふくちゃん(ちゅうかそば ふくちゃん)』、『KOMUGI(こむぎ)』、『めん屋 満月(めんやまんげつ)』、『つどい』、『地鶏らーめん はや川(じどりらーめん はやかわ)』などの有名店・人気店をまとめました。

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1.『中華そば ふくちゃん』アノ店の味を復刻!というよりはアノ現役非豚骨名店を受け継ぐ味

あの有名カップ麺インスパイアも!止まらない福岡非豚骨ブームを担う5軒

おつかれ麺です。オゴポコです。

近年、非豚骨の躍進が目覚ましい福岡市、確かに非豚骨新店の数は増えています。

しかし、本当に重要なのは、その非豚骨新店が長続きするかどうか。

一説には、オープンから1年以内に50%以上の店が姿を消すと言われているラーメン業界。
そんな中、豚骨中心の福岡で1年以上続く非豚骨新店があるとしたら、それだけで”優秀な非豚骨店”といえるのではないでしょうか。

今回選んだ非豚骨店は、その厳しい1年目を乗り越えた3軒と、乗り越えるであろう新店2軒の計5軒です。

 

 

1軒目の『中華そば ふくちゃん』は、”かつて福岡市内にあった『中華そば 信兵衛』の味を復刻するために10年修行”の惹句を掲げて2018年2月にオープンした店。

ただ、一昔前に閉店した店の懐古趣味に走るほど老成したラヲタではない僕としては”10年修行したのはどこなのかな?”ということのほうが気になって仕方がない!

あの有名カップ麺インスパイアも!止まらない福岡非豚骨ブームを担う5軒

あの有名カップ麺インスパイアも!止まらない福岡非豚骨ブームを担う5軒

写真上 「中華そば (650円)」

写真下 「支那そば (650円)」

訊くと、『ふくちゃん』店主は『信兵衛』店主の甥っ子さんだそう。幼いときに『信兵衛』が閉店し、惜しまれる声を聞いていたのでその味を復活させたが、レシピは受け継いでおらず醤油の銘柄は知ってたのでそれをもとに復刻したとのこと。

ラーメンは2種類、スープと麺は同じでタレが違う仕様。素材は動物魚介系とはいえ清湯タイプで、ふわっと馥郁たる香り。ファーストインプレッションは寺塚と天神に店を構える非豚骨の名店『G』。ずばり尋ねると、10年修行の店はその『G』でした。

2種類とも『G』をキレ味鋭くした感じで油も適度で甲乙つけ難いものの、どちらかと言えば「中華そば」の方が好み。「中華そば」は出汁感を十分に味わえ、「支那そば」は醤油が立ちつつうまく馴染んでこれもいい。やや弱めのゆる縮れ麺も『G』譲りといえば言えなくもなし。惜しむらくは、都度加熱するスープが熱々過ぎる点か。繊細なスープは適した温度で頂きたいところ。

 

あの有名カップ麺インスパイアも!止まらない福岡非豚骨ブームを担う5軒

「チャーハンおにぎり (150円)」

剰え『G』名物の「かしわおにぎり」ではないもの「チャーハンおにぎり」が置いてあり、修行先をほうふつとさせますね!ぎゅっと固めてあってずっしりと重く、味濃いめな仕上がり。

おなじ非豚骨でも県外、特に関東から流入してきた非豚骨が”輸入非豚骨”なら、福岡県内で生まれ受け継がれた非豚骨は”県産非豚骨”と言えるでしょう。その生え抜き県産勢が、福岡県民に合った非豚骨を増やしていく、それが福岡県にあまねく非豚骨が広まる条件に思えてなりません。『ふくちゃん』は「あの頃は良かったバイアス」を抜きにして、純粋に県産非豚骨勢の有力新店と言えます。

 

紹介しているお店はこちら!
https://r.gnavi.co.jp/mgfr9a490000/

 

 

2.『KOMUGI』筑豊で生まれ福岡市でブレイク!自家製麺&汁なし&鶏煮干清湯の非豚骨新店!

あの有名カップ麺インスパイアも!止まらない福岡非豚骨ブームを担う5軒

かつて、福岡県内の筑豊地区、飯塚市と宮若市に『王ちゃんラーメン』というお店がありました。『王ちゃんラーメン』に行ったときはよく「ボタ山丼(炭鉱が栄えていた筑豊でよく見かけるボタ山をイメージした黒い餡をかけた丼)」を食べていたことを思い出します。あれから長い月日が流れ、気づけば僕は立派なラヲタとなってしまい、その『王ちゃんラーメン』は店を継いだ方が暖簾を下し、2018年2月福岡市に『KOMUGI』という非豚骨店をオープンしラーメンWalker九州2019の表紙を飾るほど注目される店となりました。そして、その『KOMUGI』にラヲタとなった僕が足を運び、メシコレに記事を書くという・・日本の片隅で起きた小さなラーメン大河ドラマを脳内に作り上げながら、訪問してみた次第。

 

あの有名カップ麺インスパイアも!止まらない福岡非豚骨ブームを担う5軒

ラーメンは「マゼソバ」「トリニボ」の2種。外観からも分かるとおり、スタイリッシュで清潔、女性も入りやすいお店です(事実、女性客ちらほら)。

もちろん「ボタ山丼」などという野暮ったい田舎メニューはありません!あってほしいけど。 

 

あの有名カップ麺インスパイアも!止まらない福岡非豚骨ブームを担う5軒

あの有名カップ麺インスパイアも!止まらない福岡非豚骨ブームを担う5軒

写真上 「マゼソバ (700円)」

写真下 「トリニボ (600円)」

※他、最近3つ目の麺類「コムタン(KOMUGIの担担麺の意)」が始まった模様。

 

「マゼソバ」は、あの”台湾まぜそば”をヒントにした創作汁なし麺。麺の量は、台湾まぜそばの祖『麺屋はなび』と同じ200Gですが食感はまるで別物。はなびの麺は木の棒でゴシゴシ擦ることで独特の粘りを生んでますが、『KOMUGI』の麺はツルツルして汁なしにしては細め。加えて、スパッと切れる歯切れの良さが心地よい。また、台湾まぜそばにはあるニラは、苦手な人もいるから、と水菜に置き換えており、辛さではなく旨味で勝負するタイプ。先の『はなび』も「キミスタ」という辛くない汁なしがありますが、私的には「マゼソバ」の方がお勧め!

「トリニボ」は、鶏煮干し清湯。麺は120G。ノーマルだと煮干感は抑えめで、チャーシューの炙りの香りが目立つほど繊細で柔らかな鶏ダシ。オプションの「煮干し油 (50円)」は油というか脂で、溶かすと煮干ブースト!ただし、かなりオイリーになるので注意。油を溶かすまでは「トリ」で、溶かして初めて「トリニボ」と言えるかな。

 

 

平日は21時まで、週末は20時くらいに早じまいすることもあるそうで、福岡市中心部から外れた立地ながらしっかりファンを増やしているように思えます。県産非豚骨でありながら、舶来の知識を独学で学び実現した味。歴史上の人物に例えるなら、日本に居ながらにして独学でオランダ語を学び解体新書を訳した前野良沢や杉田玄白のような志の高さ!応援したい店です。

 

紹介しているお店はこちら!
店名:KOMUGI
住所:福岡県福岡市城南区別府5-24-1
営業時間:平日11:00~15:00、18:00~21:00/土日祝11:00~21:00 ※売切れ次第終了
定休日:不定休
公式Twitter:https://twitter.com/wan_chan_ramen

 

 

3.『めん屋 満月』東京ラーメンの看板に偽り無し!醤油もつけ麺も背脂も思いのまま!

あの有名カップ麺インスパイアも!止まらない福岡非豚骨ブームを担う5軒

福岡で修行し福岡で独立開業する非豚骨を”県産非豚骨”とするなら、こちら『めん屋 満月』は、さしずめ”留学非豚骨”とでも言いましょうか。つまり、福岡出身の方が県外(東京など)で修行し、スキルを携えて福岡で開店、のパターン。『めん屋』のショルダーネーム、公式サイトのリンクなどからおおよそ想像がつくと思いますが、東京都葛飾区、足立区で長年人気を維持している実力店が師であり、麺の卸元です!

2015年7月にオープンし早や3年、私が信を置く福岡のラヲタ仲間からも強いプッシュがありようやく食べてみてこれは素晴らしい!と感嘆しきり!

 

あの有名カップ麺インスパイアも!止まらない福岡非豚骨ブームを担う5軒

多すぎるメニューはときにラヲタを不安にさせますが、こちらの店はそんな不安は杞憂。「醤油や塩はいいとして、背脂とかどうなの?」と思われるかもしれませんが、背脂は手で丁寧に漉して作っており品質重視。

トッピングは酒のつまみとしても優秀で、特にお薦めは「半熟燻製味玉 (100円)」福岡で燻製味玉はめったにお目にかかれません!

 

あの有名カップ麺インスパイアも!止まらない福岡非豚骨ブームを担う5軒

あの有名カップ麺インスパイアも!止まらない福岡非豚骨ブームを担う5軒

写真上「醤油ラーメン (600円)」

写真下「寝かし醤油つけめん (680円)」

 

「醤油ラーメン」は、 魚介が強いとか鶏が強いとかではなく甘味も苦味もあるサラッとしたタイプ。中華料理店で出てきそうな汎用性の高いスープだけど、中華料理店を超えた専門店テイスト。しなやかな麺、厚めのチャーシュー、メンマなどの具も丁寧な手作り感があって美味い!

「寝かし醤油つけめん」は、しっかり水切りされた細麺のぐっ!と弾む歯応えがいい。甘味&酸味主導のつけ汁はクラシカルな感じで、つけ麺というよりは、ざる中華的。福岡で珍しいタイプの佳作つけ麺。

福岡非豚骨の中でも、引き出しの多さと高品質を両立させる稀有な存在。近くに住まわれている方がうらやましくなる店です!

 

紹介しているお店はこちら!
https://r.gnavi.co.jp/easub87u0000/

 

 

 

4.『つどい』場所が分かりづらい!暗い!入りづらい!メニューの意味が分からない!でも食べると分かる!

あの有名カップ麺インスパイアも!止まらない福岡非豚骨ブームを担う5軒

建物の間の細い路地、薄暗いその先に、少し背をかがめて入る扉が一枚。初めて、しかも一人でこの店を訪れたとき、扉の前で入ろうかどうしようか10秒ほど悩みましたが

『ここで入らずして何がラヲタか!』

と勇気を奮い起こして入店したことを思い出します。

 

あの有名カップ麺インスパイアも!止まらない福岡非豚骨ブームを担う5軒

猥雑な空気が漂う店内。それもそのはず、やや控えめな照明の下、昭和を思わせる数々の品に圧倒されます。ポスター、ステッカー、シール、ブロマイド、ハガキ、置物等が無数に待ちかまえており、それらを眺めているはずが、逆にじっと見つめられているような妙な感覚に襲われます。こういう感覚を何といえばよいのでしょうか。

アート?アングラ?意識高い系?デカダンス?

福岡県外からの来客も多いそうで、 つまり、事前に情報を仕入れてくる人が大半。でも先に言っておきますと、この店の麺を最大限楽しめるシチュエーションは

『食べたことのある人に連れてきてもらい、何も知らされずに食べる』

でしょう。

※なお、現在は麺類メニューが増えているようです

 

あの有名カップ麺インスパイアも!止まらない福岡非豚骨ブームを担う5軒

あの有名カップ麺インスパイアも!止まらない福岡非豚骨ブームを担う5軒

写真上 「汁ありのアレ (780円)」

写真下 「汁なしのアレ (680円)」

 

こちらの店主は『麺道はなもこし』店主と古いお知り合いのようで、麺はドイツ産のライ麦を石臼挽きした『はなもこし』製。というか、料理は『はなもこし』プロデュースのよう。そう考えると、この店の雰囲気もどことなく『はなもこし』的に思えてきて、趣味嗜好が合うのかな、と納得。

さて「汁ありのアレ」は一言で言うと英語で”Red fox”とでも言いましょうか。第一印象は「あ、似てる」ですが、食べ進むと少し違和感が生まれます。ごわついた硬平麺に、汁は上品なうどん出汁、揚げも含めて「上品なRedfox」、下品な甘みがあるともっと近いのかもしれませんが、完全に似ていないからこそ印象に残るのかも。例えるなら「あの芸能人に似てるって言われませんか?」みたいな人ほど記憶に残る感覚かも。

次に「汁なしのアレ」は一言で言えば”未確認飛行麺”。これはかなりお薦め!なぜかって、このソースの味が凄い!よくぞここまで似せたものだ、と感嘆。キャベツ、肉、生姜の散らし方がそっくり感を加速。麺は四角断面で細め、麺だけみるとアノふわふわ感は無いものの(とはいえ歯切れよく美味い)、ソース力でまとめあげる。「汁ありのアレ」とは違い、事前情報を仕入れていても驚く一杯。 どれを食べればよいか迷ったら「汁なしのアレ」をお薦めします!

非豚骨というのは”豚骨以外の全てのラーメン”を指すわけですが、ここ『つどい』は、福岡のみならず全国を見渡しても珍しい非豚骨と言えるでしょう。福岡宿泊予定の方は、可能であれば『食べたことのある人に、何も知らされずに連れてきてもらい、何も知らされずに食べる』を実践してみてください。

 

紹介しているお店はこちら!
店名:つどい
住所:福岡県福岡市中央区薬院3-7-30
営業時間:21:00~26:00
定休日:日

 

5.『地鶏らーめん はや川』東京仕込みの清湯醤油で人気の新店が突如、味噌専門に!?

あの有名カップ麺インスパイアも!止まらない福岡非豚骨ブームを担う5軒

今年8月のメシコレ記事

「福岡の『非豚骨』の勢いが今スゴい!今年ニューオープンの要注目店5軒」(https://mecicolle.gnavi.co.jp/report/detail/11319/

で”一年目でいきなり3割30本30盗塁を記録してしまったルーキー”と表現した新店『はや川』。

ラーメンウォーカー九州2018の表紙を飾り、福岡非豚骨新時代の旗手として順調なスタートを切ったかに思えた矢先・・・

 

あの有名カップ麺インスパイアも!止まらない福岡非豚骨ブームを担う5軒

急きょ、味噌ラーメン専門店に宗旨替え!180度の転換。

事情はこちら↑を読んで頂くとして、さて、その味噌ラーメンはどうなのか?と。

 

あの有名カップ麺インスパイアも!止まらない福岡非豚骨ブームを担う5軒

「濃厚味噌ラーメン(辛さなし) 760円」

麺箱は麺屋棣鄂のまま。割と刺激のある濃厚味噌の、のっぺりとした質感は福岡では珍しいタイプの味噌ラーメンです。で、注目は麺!薄く平べったい麺、やや柔めで濃厚味噌にこの麺を合わせるセンスはさすが。どこか、七彩(東京)の『TOKYO味噌らーめん 江戸甘』を思わせる一杯。

福岡の味噌ラーメン、特に何十年も続く老舗味噌ラーメン店は、優しくさっぱりした味噌に太縮れ麺が主流。札幌味噌ラーメンの名店『すみれ』が福岡から無くなってしまったこともあり、僕は福岡人はそういう老舗味噌ラーメンの味が好きなのかな、濃厚味噌は無理なのかな、と思っていたので『はや川』の強い味噌味と個性的な麺がどう受けいれられていくのか、興味津々です。なお、味噌ラーメンは少なくとも今年の11月下旬までは販売する模様。

 

 

  

繰り返しになりますが、非豚骨がブームで終わるか定着していくかは、新規開店数よりも何年続くかが鍵。事実、県外から福岡へ出店した有名店でも店を畳む事例はいくつもあるのです。先ほど、1年以上続くラーメン店は50%以下と書きましたが、さらに10年以上続く店は20%。今回紹介した5軒が10年以上続く店となることを願います!

 

紹介しているお店はこちら!

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※本記事は、2018/11/06に公開されています。メシコレで配信している記事は、グルメブロガーの実体験に基づいたコンテンツです。尚、記事の内容は情報の正確性を保証するものではございませんので、最新の情報は直接店舗にご確認ください。

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