台湾から日本に初上陸したソフトクリームスタンド『蜷尾家/NINAO』が、三軒茶屋の南口から徒歩2分の栄通りに、10月11日にOPENしました。
『蜷尾家/NINAO』が持つソフトクリームの味の種類はなんと110種。それを週替わりで2種ずつ展開するという面白い手法。
ソフトクリームは空気の含有量が少ない重めの口当たり。舐めるというより、はむっと口に頬張れる食べ応えのあるクリームの質感。
ソフトクリームを絞る機械は日本のNISSEI(日世)。最近は“ソフトクリーム機のフェラーリ”と呼称されるイタリア製のカルピジャーニが話題を呼んでいます。カルピジャーニは、1946年にイタリアで創業した老舗の菓子機械メーカー。カルピジャーニは空気をたっくさん含み軽い仕上がりになります。
『蜷尾家』を立ち上げたオーナーが目指されたのは溶けるではなく“食べる”感覚のソフトクリーム。その仕上がりに向け、敢えてNISSEIを選ばれました。
『蜷尾家』でもソフトクリームの素材を作る攪拌機はカルピジャーニ製だそうですよ。
蜷尾という名前は、ソフトクリームの渦巻を中国語で表すと「蜷」。ソフトクリームを渦巻き型に絞りだす最後にクリームをピュンっと上に引っ張りますよね。その部分を「尾」と表現。あわせて蜷尾。
この漢字の組み合わせが日本では名前として存在する、ということを知り、日本での読み方「になお」とブランド名を決められています。
そこから紐づいて、台湾本店は日本をイメージした店構えなのだとか。
三軒茶屋のお店も暖簾がかかり、提灯が掲げられています。更にロゴマークは家紋風。ソフトクリームの絞りを俯瞰した図です。
店内のベンチは畳敷き。
ベンチにはgelato pique(ジェラート ピケ)のブランケットがおかれていました。『蜷尾家』を日本で展開するのはgelato piqueやCosmeKitchenを運営されている株式会社マッシュホールディングスなのですよね。
訪問日のソフトクリーム2種は「塩ミルク」「東方美人」。
ソフトクリームに使用する茶葉は細かーい粒子にしてミルクに混ぜ込んでいます。
東方美人の花が開くような華やかな香りが、ソフトクリームにそれはもう豊かに蓄えられていて、クリームを頬張るたびに広がります。
コーン部には綺麗な文様が入ります。広い縁からすっと細くなる形状も独特。
ドリンクには『蜷尾家』の日本展開限定でティーゼリー入りのお茶が登場してきます。
ストローで吸えるやわらかさで、つるんとのど越し良いゼリー。
ゼリーには甘みがありますが、お茶自体は微糖です。
紹介しているお店はこちら!
店名:蜷尾家/NINAO
住所:東京都世田谷区三軒茶屋1丁目33-15
電話番号:03-3421-2170
公式ページ:http://www.ninao.jp/