夏の名残がまだ感じられる今年の秋。
巷では大型の商業施設が開業ラッシュで賑わっています。
気になるお店がありつつも、行く前から次々とオープンしていくので、追いついていかないのが現状ではないでしょうか。
あのお店はどうなのよ?
って思っていらっしゃる方はきっと多いと思います。
安心してください。
私が偵察に行って参りました!
今回は、先月渋谷にオープンした、渋谷ストリーム内にある、話題のパン屋さんをご紹介しましょう!
お店は渋谷ストリームの2階にあります。
『BaKING SHU(ベイキング シュウ)』。
「BaKING」とは、パン職人「Baker」と王様「KING」をあわせたとこから生まれた言葉です。手掛けたのは、あのフランスパン専門店『メゾンカイザー』の木村周一郎さん。懐かしさの中に新しさや楽しさを盛り込み、手にとった瞬間にかぶりつきたくなるような、出来立ての食感や香りにこだわった商品を作り上げたそうです。
そんなパンがどんなものなのか。
ワクワク気分で行ってきました。
お店は通路に面していて、対面販売方式。欲しいパンを告げると、店員さんがケースからとってくださいます。お昼前に伺ったのですが、朝早くのオープン&人気店ということで、ケース内のパンは売り切れ続出状態で、少し寂しいビジュアルです。
それでも、総菜パンは10種類弱。お食事系のパンが7、8種類あり、少ないながらも選択肢はそれなりに残っていました。
総菜パンはコッペパン的なスタイルで、内容もお馴染みのものばかりです。でも、庶民のそれとはお値段もビジュアルも一味違っています。
悩みながら、4種類ほど買って食べてみることにしました。
こちらは「天然エビカツサンド」。天然エビを使ったカツをブリオッシュに挟んだものです。卵をたっぷりと使ったブリオッシュは、かなり黄色がかっていて、とてもフワフワです。
食べてみると、とっても柔らかでくちどけのいいブリオッシュは、ほのかに甘みがあって、このパンだけでも美味しいです。
そこに、プリッとした噛み応えのあるエビカツの甘さと、ブリオッシュのパンの甘さがよく合っていてすごく美味しいです。タルタルソースも意外とサッパリとした仕上がりになっていて、女性好みの海老カツサンドでした。
こちらは「松坂牛のコロッケサンド」。幻ともいわれている松坂大石牛を使った贅沢なコロッケサンドです。コロッケに入れるお肉に松坂牛を使うなんて、贅沢の極みですよね!
仕様は全粒粉入りのようなバンズに、かなり大きなコロッケがドーン!他にはキャベツとソースのみ、と至ってシンプルです。
食べてみると、やや噛み応えのあるバンズは香ばしさもあり、こちらもパンがとても美味しいです。コロッケはじゃがいもとお肉のみ、という潔いコロッケですが、その分、肉のうまみがジャガイモに入っていて、レストランレベルのコロッケです。これをパンに挟んでしまう、なんて贅沢の一言ですよね。
でも、めったに食べられないぐらい美味しいコロッケパンでした。
こちらは厚切り「ハムカツサンド」。ライ麦パンに厚切りのハムカツを挟んだものです。
ハード系が得意のメゾンカイザーなので、こちらのパンも安定した美味しさです。厚切りハムは、こんな厚切りのハムカツってあるんだ!ってびっくりするぐらいの極厚ぶり。でも、その分、お肉の存在感があり、旨味も感じられて、ワイルドな一品です。
いつか大人食いのハムカツを食べてみたい!
そんな夢を叶えてくれたようなハムカツサンドでした。
最後は「究極の焼きそばパン」。紅しょうがを練り込みバターをたっぷり使ったパンにジンギスカン焼きそばを挟んだものです。
こちらもパンが驚くほどフワフワ。そして、所々に紅ショウガが入っているのが見えます。ジンギスカン焼きそばってどうなのかな?と思ったのですが、ラムのクセは味付けで全く感じられず、ラムだと分らないです。普通の焼きそばよりも少し上品な感じですが、ありそうでなかった味付けで、パンともよく合って、こちらも斬新な一品でした。
よくある、お馴染みのメニューですが、それとは一線を画す仕上がりの総菜パンで、流石の一言です。お値段は若干庶民ではないですが、それだけの価値はしっかり。一度食べてみても損はないと思います。
今回は買えませんでしたが、究極のあんぱんもぜひ食べてみたいところ!
早速、今日のランチに行ってみてはいかがでしょうか?
紹介しているお店はこちら!
店名:BaKING SHU
住所:東京都渋谷区渋谷3-21-3 渋谷ストリーム 2F
電話番号:03-6450-6017
営業時間:8:00〜20:00
定休日:施設に準ずる