『リストランテ インカンティーナ』@東京ガーデンテラス紀尾井町

地中海に浮かぶイタリア。
ご存知、長靴に例えられる南北に伸びる半島の国ですね。
南は温かい地中海に面し、北は高い山脈。南北で気候が全然違います。
もちろん郷土料理も様々。
赤坂見附交差点に面した東京ガーデンテラス紀尾井町の3階に入るイタリアン、『リストランテ インカンティーナ』では2カ月ごとにイタリア各地の郷土料理を楽しむことができます。
もちろん料理に合わせてワインリストも変わるのでワイン好きな方にもオススメ。

サルディーナ州ランチコース

インカンティーナはバーエリア、レストランエリアと別れていて、郷土料理を食べられるのはレストランエリア。
この日はイタリアの西に浮かぶ島、サルディーニャ島の料理です。

合わせるワインはサルディーニャ産のスプマンテ。
ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ・スプマンテ・ブリュットです。
辛口でスッキリ。

まずは前菜盛り合わせ。

■豚トロと赤玉葱のインサラータ
豚トロはイタリアでは一般的ではなく、本来はベーコンなのだそうですが日本っぽくアレンジ。

■海老のクロスティーニ
一見すると海老チリに見えるクロスティーニは酸味を抑えたトマト味。

■蛸とチロポッティのサラダ仕立て
意外にもイタリアでは蛸も食べるそうで、新鮮な野菜と合わせてあります。

■水牛モッツァレラのファルチー二
モッツァレラの間に挟んであるのはバジルですかね。
フレッシュなモッツァレラはワインにぴったり。

自家製フォカッチャも出てきました。
こちらはジャガイモが練りこんでいてもっちりとした食感です。

一皿目のパスタは鮪とオリーブ、ケッパーのオイルベース レモンの香り。
イタリアでも鮪は採れます。
大半が日本に輸出されるそうですが、地元では高級食材として楽しむことも。

[自家製マッロレドゥス]カンピタネーゼ サルシッチャ肉のソース。
マッロレドゥスはサルディーニャ島で食べられるサフランを練りこんだショートパスタです。
たっぷりの自家製サルシッチャとトマトソースにスパイスで肉々しく仕上げています。

+1,500円で追加した愛知県北設楽”段戸山高原牛”のタリアータ トマトとパルミジャーノ・レッジャーノ。
この銘柄牛、初めて食べました。
ミディアムレアで焼き上げられたステーキは柔らか。
添えられたパルミジャーノと一緒に食べると濃厚な味わいが広がります。

デザートにはサルディーニャ風プリン トゥムバータ。
固めでザラッとした食感の中にはたっぷりのバニラビーンズ。

現地の風を感じるコーヒー、サルディーニャ島特産のコーヒー、タッツァ・ド・オーロ。
肉料理を除いて、前菜盛り合わせ＋パスタ二種＋デザート＋コーヒーで2,500円。
これはお得すぎるランチです。

【バーラウンジ限定】贅沢パスタランチ

バーエリアのランチは1,500円のお手頃ランチ。
普段でもちょっと贅沢したい時に使えます。

最初に出てくるサラダはバーテンダーさんが目の前で仕上げてくれます。
新鮮野菜の上にはフレッシュなチーズがたっぷり！

自家製のパンは2種類。
もっちっりとしたフォカッチャが美味しい。

メインのパスタは「サマートリュフと羊のラグーソース ペコリーノチーズをたっぷりかけて」
ランチだというのにトリュフがたっぷり！
これは贅沢ですねー。
羊肉の肉感もボリューミー！

レストランエリア、バーエリア共に単なるイタリアンという枠には収まらない贅沢でお値打ちなランチ。
お店の方の知識も豊富で通な人も楽しめます。

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