自家製の手打ちうどんで、老若男女を問わず愛され続ける老舗ながら、創作麺も提供している地元人気店♪
福岡県には「日本最大の家具の産地」としてもお馴染み、大川市が存在します。が、ここ数年で新たに「家具の街」として注目され始めた、糟屋郡新宮町。
地場の老舗店と、カジュアル家具の量販店しかなかった町に、あの『IKEA』が進出をして来て当時は大きな話題となり、最近も大手家具店が開業して賑わいを増しております。
九州はもとより、休日には山口や広島など県外ナンバーの車も多数押し寄せております!
そんな県外の方々にもお召し上がり頂きたい、地元の老舗創作うどん店の品書きより、いくつかご紹介致します。
1.使われる卵の量が、この界隈では上位クラスで贅沢な味わいの「玉子とじうどん」
福岡県内のうどん屋では、ごぼう天や丸天と並び提供率の高い玉子とじうどんの事を、こちらの記事でご紹介いたしました。
博多うどんの老舗で味わう!ごぼう天と並ぶ人気の「玉子とじうどん」4軒
https://mecicolle.gnavi.co.jp/report/detail/12078/
ご覧のとおり、表面はふわふわの玉子とじで覆われて、つゆの熱さを最後まで維持してくれる、フタの役割も果たしてくれます♪
玉子とじの下から麺を引き出すと、優しい見た目とは裏腹に熱々の状態でキープされ、フーフーしないと上顎の内側をペロッと火傷するほどです!
出汁の旨みと玉子の甘みが相まって、老若男女を問わず大勢の方が大好きな味わいです。
(アレルギーの方には申し訳ありませんが…)
2.キーンと冷したつゆと共に、自家製手打ち麺のポテンシャルを味わえる「笊うどん」
熱々の次は真逆の、夏場にはピッタリの冷たいうどんは如何でしょうか(笑)?
こちらの麺は、福岡でもそこそこ太めの茹で上がりで、温かいうどんで頂いても喉越しを楽しめますが…
太さゆえに茹で時間も掛かりますが、芯まで熱々の太麺を一気に冷すのですから、いい感じに引き締まって力強い弾力が生み出されます。
冷たい麺は喉越しだけでなく、その涼感を食道や胃袋でも感じる事ができ、飲むに近い感覚で一気にすすってしまいます!
わがままを言わせて頂くなら粉わさびではなく、おろし生姜だともっと嬉しいのですが(笑)
3.店のイチオシは、蕎麦ではなく専用の鴨出汁で頂く「鴨うどん」
私は蕎麦も好きなので、鴨はつけ汁でも出汁でも品書きにあれば、ついつい頼んでしまう性分ですが…
出汁の旨みを味わうのであれば、表面積が広いうどんに絡ませるのも、普通に「あり」だと解釈します!
鴨肉の枚数がもう少しあると個人的には嬉しいですが、つゆにしっかりと鴨の旨みが滲み出て、確かに美味しい出汁に仕上がっています♪
でも、やっぱり…
麺の量と比較すれば、もう少し鴨肉が欲しいところですが、口寂しいぐらいが丁度良いのでしょうか(笑)?
4.ある意味“王道”とも言える、懐かしいタイプのルーで頂ける「カレーうどん」
ご覧のとおりカレー汁ではなく、うどんの上からルーを掛けたような、ご飯の代わりにうどんで炭水化物を補う、そんな一杯です。
多少は、カレーを出汁で溶いていると思われますが、カレーの個性が勝っていて「カレーを掛けた感」が強く、これは「いにしえ系」と位置付けるべきです!
ねっとりとルーをまとった太麺は、湖面に姿を現した「ヤマタノオロチ」の如く、躍動的にすら感じさせます(笑)
スープカレーとか、キーマカレーとか、夏野菜とかシーフードとか、本格的なスパイスを使ったとか…
そんな洒落たヤツじゃなく、家庭的なカレーで頂くカレーうどんって、子供の頃を思い出せる素敵なアイテムなのかも知れません♪
ナポリタンの流行よろしく、カレーうどんもそろそろ来ても良さそうなんですが(笑)
他にも、個人的なお勧めと言えば、やはり「かしわおにぎり」
店内でも頂くことは出来ますが、私はよくお持ち帰りしているおにぎりです。
なかなかの厚みで、パックのフタが半開きのまま輪ゴムで括られ、沢庵が2枚添えられる嬉しいお土産アイテムです♪
福岡ではお稲荷さんよりも、「かしわおにぎり」とうどんを一緒に頂くほうがポピュラーで、ほとんどのお店で提供されいるお供であります!
皆さんも福岡へお越しの際は、是非ともお召し上がり頂きたい組み合わせとしてご紹介致します♪