2018年7月30日、神戸市北区の田んぼ広がるのどかな田舎町に、1軒のハンバーガー屋さんがオープン。店名は『DAKOTA RUSTIC TABLE (ダコタ ラスティック テーブル)』。
オーナーは、元「エスケール」で店長を勤め、ハンバーガーファンなら誰もが知っている北垣さん。約14年に渡ってハンバーガーの名店で培ってきた経験と、北垣さんならではのセンスが溢れるハンバーガーをご紹介します。
アメリカンな食べ応えと繊細なこだわり!目指すのは『日本のハンバーガー』
まずは「ベーコンチーズバーガー」から。
ビーフ100%、ゴリゴリ食感のハンドチョップパティ。肉を噛みしめるような食感、程よい量に溢れる肉汁、噛むほどに広がる肉の旨み。肉の食感と美味しさを存分に引き出した、これぞまさに『肉々しい』パティ。
ベーコンは自家製。店先の庭で燻製したベーコンを厚切りにカット。たっぷり脂を含んだジューシーなベーコンですが、決して重たさは感じさせません。
口の中いっぱいに広がる燻製の香り、豚肉の旨みと脂の甘み。どれもパティに負けない存在感とバランス。
バンズは全粒粉を使用したセミハード系。パティに合わせて、こちらもがっしりと噛み応えのある食感。
小麦の風味とたっぷりかかったゴマの香ばしさが相まった味わいは、「現代(いま)」風に見えてどこか素朴さも感じさせてくれる、唯一無二のバンズ。
ソースは2種類。
パティ側には肉の美味しさを引き立てるオリジナルソース。スパイシーな香りとともに、ほんのり柑橘系の爽やかな香りが広がる、どこか優しい味わい。
野菜側には大豆や味噌など和の素材を駆使したベジタブルなソース。まろやかなコクと旨味が野菜とマッチします。
肉々しい豪快さだけでなく、自家栽培や地元産の野菜を積極的に使用し、ソースに和の素材を駆使、さらに日本人らしくバランスを緻密に計算した、まさに「日本のハンバーガー」。
アメリカ南部系のジャンキーさをイメージさせる!ファンも多い人気バーガー!
続いては「ディクシーバーガー」。
北垣さんが元店長を勤めていた「エスケール」でも人気でファンが多かった「ディクシーバーガー」が、『DAKOTA RUSTIC TABLE』で復活。
メニュー名の「ディクシー(Dixie)」は、アメリカ南部の諸州を指す通称「ディキシーランド」から。テクスメクス料理・アメリカンスタイルのバーベキュー料理など、独特で伝統的なアメリカ南部料理系のハンバーガーという意味。
アメリカ・ロサンゼルス発祥のハンバーガーチェーン店「カールスジュニア」の「ウエスタンベーコンチーズバーガー」を、北垣さんが以前勤めていた「エスケール」風にアレンジしたのがこの「ディクシーバーガー」なのだそう。
オニオンリング・パティ・自家製ベーコン・自家製BBQソース。レタスやトマトは無し。見事に同系色で揃った姿が、逆に食欲をそそられます。
数あるハンバーガーメニューの中でも、この「ディクシーバーガー」のみ自家製BBQソースを使用。奥深いコクが感じられる濃厚な甘さ、ほんのり広がるスパイスの風味。
この自家製BBQソースこそがアメリカ南部系イメージ、つまり「ディクシーバーガー」の大きなポイント。
「ゴリゴリ」と肉々しい食感のパティ。燻製の香り高い自家製ベーコンは、ジューシーさを残しつつ歯切れの良い「プリッ」と食感。細かい衣に包まれた「サクサク」のオニオンリング。香ばしい香りと共に「バリバリ」と歯切れの良い全粒粉バンズ。
ゴリゴリ・プリッ・サクサク・バリバリ。ハードで硬派な食感が、他のハンバーガーとはひと味違ったアメリカンなジャンキーさを思わせてくれるのです。
食べ応えのあるハンバーガー、自家製スイーツも充実!
ハンバーガーは17種類。アボカド・エッグといった定番トッピング。自家製チリビーンズをたっぷりトッピングしたスパイシーな「チリバーガー」もおすすめです。
ハンバーガー以外にも、チリフライやオニオンリングなどの一品料理、パンケーキ、アップルパイなどの自家製ケーキを用意。
しっとり軽い食感の「クラシックバターミルクパンケーキ」は絶品!「自家製ベーコンとスクランブルエッグのパンケーキ」はボリューム満点です。
神戸三田アウトレットからすぐ!田んぼの中にある素朴で『味わい』のあるお店!
『DAKOTA RUSTIC TABLE (ダコタラスティックテーブル)』があるのは、神戸市北区。
中国道「神戸三田IC」から車で約10分。「神戸三田プレミアムアウトレット」から約3kmの距離。公共交通機関だと、神戸三宮または三田駅から神姫バスで「鹿の子台西口」下車徒歩12分。
緑豊かな田んぼの中にポツンとある、薄いピンクの外観。屋根の上で元気に回る風見鶏が目印。
元は農業倉庫だった建物が見事に変身!
アメリカの田舎町にあるダイナーを思わせる空間。出来たばかりなのに、素朴で味のある雰囲気を醸し出しています。年月を重ねる毎にますますいい味を出してくれそう。
店名の「Dakota」はネイティブアメリカンの言葉で「友達」という意味。『楽しく友達の家にいるようなアットホームなお店になれば』という思いから名付けられたのだそう。
北垣さんが作るハンバーガーを待ち望んでいた多くのファンはもちろん、地元の人に愛されてこの土地に根付いた素敵なお店となる事でしょう。今後も楽しみです!
紹介しているブログはこちら!
https://hamburgerworld.jp/dakotarustictable-1/
紹介しているお店はこちら!
店名:DAKOTA RUSTIC TABLE
住所:兵庫県神戸市北区長尾町宅原707-1
営業時間:11:00~18:00(L.O.17:00)
定休日:月曜日
電話番号:078-986-1237
公式Instagram:https://www.instagram.com/dakota_rustic_table/