花火も見える!絶景の夜景をバックに本格的モダンタイ料理に舌鼓!
オーストラリア発のモダンタイ料理屋として日本に上陸して約1年が経過する『LONG RAIN』は、恵比寿ガーデンプレイスの39階という眺望とモダンな雰囲気のあるレストランとして日本でも人気の高いタイ料理屋です。
特徴は何と言っても本場さながらのspicyな辛さは勿論、甘みや酸味、塩気の4つの旨味を融合させたモダンタイ料理を提供するという点。
160席を有する大箱で、雰囲気のあるカウンター席や大人数にも対応する大テーブル、半個室に近い贅沢な空間など様々なシチュエーションに対応出来るこれだけモダンシックなタイ料理屋は都内でもなかなか見つけるのは難しいでしょう!
39階からの壮大な眺望は、煌めく夜景とシーズンによっては花火も目の前に鮮やかに広がります。
満足度も満腹度もかなり高く、更にコスパも高いという本格的タイ料理コースでデート飯をして来たのでレポートしたいと思います!
一口で本場の世界へ!前菜のミャンカムの風味の良さが一気にアジアンテイストの世界観は引き込んでくれる!
コースのスタートに提供されるのがこちらの「ミャンカム」という一口前菜。
ミャンカムとは、「一口で色々なものを包んで食べる」という意味でタイ料理では定番の一口前菜なんです。
ラオスから輸入しているバイチャプーという厚みのある葉に、海老やパイナップル、ナッツなどをのせて包んで一口で食べる訳です。
口の中で色んな食感が混ざり合い、バイチャプーのハーブの香りが鼻から抜け一気にアジアンテイストの世界へ連れて行ってくれるんです!
タイ料理の世界観を感じられる重要な前菜です。
エッグネットとは?複雑な味わいと食感が印象的なアジアンサラダが斬新!
前菜に続いてサーブされたのがこちらの料理。
パッと見的にはいきなりオムライス的な料理がもう出て来た?とその見た目のインパクトさに驚かされます!
よく見ると卵がまさにネット上に調理されサラダの上に被さっている状況で、しかも付け合わせにしば漬けのようなものが添えられているのも面白い。
このまま食べ進めるのではなく、最初にこの「エッグネット」を崩しながらサラダも大胆に混ぜ合わせるようにするんです。
正解の見た目はこんな感じ。
「エッグネット」に隠されていたサラダの中身は、海老がゴロッと入っていて香りが楽しいパクチーなどの香草や、食感が楽しめるビーンスプラウト(もやし)など。
ベースは甘口のタレで絡められていて物凄く不思議で複雑な味わいです。
特徴的な甘みがありますが、添えられたしば漬けを投入する事で塩気がプラスされサッパリとした味わいに変化も出せたりし、また違った食べ物のように飽きる事なく食べ進められるのには驚きました!
そして、LONG RAINのスタッフにも好評というメニューがこちら。
「シーフード揚げ春巻き」
シーフードの香りが口の中に広がり、食感の面白い春雨やコーンなど細かく刻まれた食材を包んだ揚げ春巻きはカリッと音がする程パリパリで香ばしく、食欲をそそられる味わいです。
更に添えられたグリーンナムジムソースをたっぷり付けると爽やかな辛味がグッと口に広がり止まらなくなります!
虎も泣くほど辛い?ホットアンドサワーソースで味わう牛ハラミがジューシー!
タイ料理では珍しいと思われる牛肉のグリルメニュー。
火入れの具合が抜群の牛肉の部位はハラミ。その食感は物凄く柔らかく、脂も甘みのあるジューシーさが特徴的です。
「クライングタイガー」と呼ばれるこのメニュー名の由来は別名「虎が泣くほど辛い」や「美味しくて嬉し泣きする」という事からきているそうです。
ちなみに添えられたソースと粉末パウダーに結構辛味があり、適度にお肉に付けていただくとお肉の甘みも引き立たせながらタイ料理ならではのスパイシーさも味わえてオススメです。
この「クライングタイガー 牛ハラミ」の辛さと、この後出てくるグリーンカレーの辛さで口の中がホットな状況になふんですが、それを和らげてくれる効果をもたらすのがこちら。
「アジアングリーンオイスター炒め」
瑞々しい食感の青梗菜や江戸菜、スナックエンドウをオイスターソースで炒めたシンプルなメニューですが、この瑞々しい野菜が辛さを程よく和らげてくれる役割を果たしてくれます。
辛さをメインにしたラインナップには必要不可欠です!
辛さマックス!本格的グリーンカレーが発汗を促し辛いけどクセになる味わい!
タイ茄子や海老が贅沢にゴロッと入った「シーフード グリーンカレー」は、勿論ペーストもオリジナルで配合して作られていて、食べれば食べる程舌先がピリピリ刺激を受ける辛さが特徴的。
でもこの辛さが不思議とクセになり辛いんだけど食べ進めてしまうんですね…
具材もゴロッと入っていて食べ応えがあり、辛さの中にもココナッツミルクやブイヨンの優しい味わいも感じられるコクのあるグリーンカレーです。
この山盛りジャスミンライスにたっぷりと吸わせていただきます。
茶碗にこんもりと盛られたライスは見た目にもインパクトがある見せ方。
ちょっと多いんじゃない?と感じていたけどこれがこれが…
個人的にはこのボリュームのライスがあって丁度良いイメージでした!
舌先を突くスパイシーな辛さは「これぞタイカレー!」という本場さながらの味が体験できます!
〆のスイーツは見た目も可愛いグラススイーツ
〆のスイーツは『LONG RAIN』でもオープンから人気のメニューとのこと。
ここまでのスパイシーさを最後に和らげてくれる口当たりのまろやかなスイーツは、タロイモを使ったプディング。
トッピングには風味と程良い甘さが抜群のカシューナッツアイスが盛り付けられ、ココナッツソースがポイントになっていてアジアンテイストのあるスイーツに仕上がっています。。
サクサクの芋のチップもトッピングされていて食感もまた楽しい。
恵比寿ガーデンプレイス39階というデート向けの立地と店構えや店内の雰囲気にも注目したいところです。
シンプルな店構えと輝くネオンの店名は、良い意味でいわゆるタイ料理屋っぽさはあまり感じられず、足を踏み入れた瞬間も奥に広がる全面ガラス張りの夜景が一望できるインパクトに驚かされます。
デートにはしっぽりとカウンターで肩を並べても良いし、シーズンによっては神宮の花火が鮮やかに打ち上がる様を見ながら料理が楽しめる窓際も人気だと思いますよ。
勿論東京タワーやレインボーブリッジも望める抜群の夜景スポットなので、この暑さが厳しい時にこそ本格的なタイ料理を雰囲気良い『LONG RAIN』で過ごしてみてはいかがですか?
一般的なタイ料理のイメージを食事の面でも雰囲気の面でも良い意味で裏切ってくれるので、デート飯に最適ですよ!