料理の鉄人 陳建一の店、『赤坂四川飯店』
永田町にある全国旅館会館5階、6階にある『赤坂四川飯店』。
四川料理の父、陳建民を父に持つ料理の鉄人 陳建一がオーナーを務める店です。
5階は宴会場、6階は円卓が並ぶレストラン。
ランチタイムは行列ですが、店内が広いので20分程度で入れます。
「陳麻婆豆腐」
中国の麻婆豆腐を日本人に食べやすいようにアレンジし、日本中に広めたのが陳建民です。
日本中で食べられている麻婆豆腐の元祖と言って良いでしょう。
四川飯店で食べられる麻婆豆腐は通常の麻婆豆腐と「陳麻婆豆腐」。
こちらは「陳麻婆豆腐」。
一口目は甘ささえ感じるくらい柔らかな辛さ。
食べ進めるたびにだんだんとシビれを感じるようになります。
通常の麻婆豆腐はよりマイルドだそうで、辛さを苦手な方はそちらをどうぞ。
麻婆豆腐にはご飯がつきもの。
四川飯店のランチはお一人様でもご飯がお櫃で出て来ます。
麻婆豆腐と相性抜群の白飯を思う存分食べてください。
「正宗坦々麺」
こちらは汁なし坦々麺。
本場中国の物に近いものです。
黒酢入りでマイルドな辛さですが、やはり食べ進めると後からシビれがやって来ます。
複雑に変化する味が楽しい。
「坦々麺」
元々汁なしだった中国の坦々麺。
日本人には辛過ぎると悩んだ陳建民ですが、日本人の奥様の「日本人は汁物が好き」という言葉からヒントを得てスープのある「担々麺」を開発したそうです。
そう、今の「担々麺」の発祥は日本、それも『赤坂四川飯店』なのです!
四川省の料理人と『四川飯店』は以前から交流を続け、今では麻婆豆腐や「担々麺」を逆輸入しているのだとか。
『四川飯店』の担々麺はよくあるラー油の辛さではなく味噌の辛さ。
そんなに辛くないと油断していると後からシビれが襲って来ます。
ただ辛いだけではなく、旨みのある辛さ。
これが元祖の味なんですね。
担々麺や麻婆豆腐をはじめとしたデイリーランチは1,300円。
気軽に本物の味を味わえる店です。
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