以前は東高円寺にあったこちらのお店、2016年から学生街のここ江古田で営業をしています。学生街では大盛りかつ格安を求められますが基本的な条件は満たしているようです。
ランチメニューは「個人経営なのに昼からこんなに?」というレパートリー群と「450円から」という価格設定が魅力的ですね。
こちらはラーメン屋さんの王道、「半チャンラーメン」。
フルサイズの昭和風のラーメンに半分以上はあるチャーハンが付いて700円は十分安いと思います。他のメニューも揃って安いのにボリュームタップリだそうです。
ただ、それだけなら学生街の街中華のひとつ、で終わってしまいます。
こちらのお店のイチオシは何と言っても「チャンポン麺」でしょう。東高円寺当時の2010年12月16日放送フジテレビのバラエティ番組で人気の企画だった「きたなシュラン」でも取り上げられ見事に「最高評価」を獲得したそうです。
ひと目でわかる具沢山ぶり。豚肉、エビ、あさり、タコ、キクラゲ、かまぼこ、白菜、、、麺以上に具がたっぷり乗っています。
そして麺は意外にも中太の平打麺。そこに独特の白濁濃厚スープがよく絡みます。もちろん全体的な量もタップリ、これなら最高評価にも十分納得です。
さらに、私が個人的に推したいのはこちら。
見た目は普通、というよりちょっとポチャっとしているこちらの餃子。餃子に限らず食べ物の好みは人それぞれですが特に私が好きな餃子は「薄皮」「肉より野菜中心」「香味野菜がしっかり効いている」、まあ言ってみれば昭和の時代に食べた好きなお店の味なんです。しかし平成も終わろうとしている現在、近所にそんな餃子はなかなかないのが現実。肉メインの餡を厚めの皮で包み込み肉汁タップリ、パンチのある餃子が多いと感じています。
その点、こちらの餃子は私の好みにかなり近く、私の生活エリア内では一番では!?と思うほど。そんな餃子があまりないということは万人受けしないのかも知れませんが、私はこれにハマっています。