気がつけば、季節は梅雨も間近。一年の半分が過ぎていこうとしています。

何にもしてないのに時間ばかりが過ぎていって、たまには旅行にでも行きたいのに、それもなかなか叶わず、悶々とした日々を過ごしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

せめて、いった気分に浸れたら・・。

そう思うことありませんか？

今回はそんな方にピッタリな、パリの街中のブーランジェリーを思わせるような、オシャレなパン屋さんをご紹介しましょう！

場所は今も昔もときめく銀座。東京メトロ銀座駅C2出口から徒歩2分、あるいはJR有楽町駅銀座口から徒歩5分ほどのところ、一時期世間を賑わせた、泰明小学校の真向かいにお店はあります。

『AUX BACCHANALES（オーバカナル）　銀座』。

一号店は1995年、原宿。その後全国展開しますが、この銀座店のオープンは2006年の事。「本場の賑わいと味わいが息づく空間の中で、“フランスの大衆食文化を伝える”」をコンセプトに、内装やカトラリー、メニュー、サービスに至るまでフレンチのスタイルを追求して作られました。

そのコンセプト通り、お店の外観はパリのブーランジェリーがそのままやってきたようで、一瞬、その場所が日本であることを忘れてしまうぐらいです。

 きっとフランスのブーランジェリーで販売されているようなパンがたくさんあるに違いない！と期待を持って店内に入ってみました。

扉を開けた向こうには、まさにフランスのブーランジェリーのようなオシャレな内装と雰囲気、そして、並べられているパンも、日本的なあんぱんやメロンパンのようなものは一切なく、クロワッサンやバゲットをはじめとする、ブーランジェリーらしいパンがたくさん並んでいました。

どれもとっても美味しそうで悩むこと必至ですが、いくつか買って食べてみました。

こちらは大好きなタマゴサンド。パンドミに刻んだコルニッションを混ぜたタマゴサンドです。パンドミは12枚切りぐらいのかなりの薄切りを使っています。ほのかに甘みがあって、少しもっちりとした食感がありました。もう一組はトーストして食べてみたのですが、トーストするとサクッとして、とても軽やかな食感になって、個人的にはトーストして食べたほうが美味しかったです。

中の卵サラダはマヨネーズが少し多めでコッテリ系ですが、刻んだコルニッションの酸味がすっきりとさせてくれて、バランスよく、美味しかったです。

こちらはパンオフロマージュ。大好きなチーズパンです。バゲット生地に角切りのチーズがゴロゴロと入っていました。

バゲット生地は、見た目よりも柔らかで、ソフトフランス系の硬さ。なので、ハード系が苦手な方でも大丈夫なぐらいでした。

チーズの角切りは一つが大きく、量もたっぷり入っていたので、チーズ好きにはたまらない仕上がりです。ぜひ温めてお召し上がりください。

また、併設のブラッスリーでは、買ったパンも食べることもできますし、サンドイッチやホットサンドなどのメニューもそろっています。

こちらはフランスの軽食の定番、クロックムッシュ。小ぶりのパンドミにハムやベシャメルソース、チーズを挟んで焼き上げたホットサンドです。

焼きたてアツアツのホットサンドをテラス席でいただけば、もう気分はパリジェンヌ。ぜひお試しください。

他にもサンドイッチやフランスらしいお総菜やスイーツなども販売されているので、ホームパーティーの買い出しにも使えそうです。

パリの風を感じに、早速今日のランチに買いに行ってみてはいかがでしょうか？