焼鳥、もつ焼きは東京の酒場を代表する料理です。どのお店も同じに見えて、その味は知れば知るほど違いを感じ、追求したくなる魅力をもった食べ物です。高級店で銘柄鶏もよいですが、普段着でいける街場の美味しいお店を覗いてみてはいかがでしょう。
今回は中央区、台東区で駅から近く仕事帰りにふらっと寄れるお店から3軒選びました。
会社帰り、ふらっと焼鳥屋に立ち寄って飲んでいく、そんな大人の嗜みを始めてみませんか。
1.「西口やきとん 御徒町店」 浅草橋の老舗人気店がついにターミナル近隣に出店!
1973年、JR総武線・浅草橋駅の西口ガード下で創業。浅草橋の大衆酒場の代表的な存在の「西口やきとん」がなんと御徒町に支店を開きました。
もつ焼きは変わらず1本100円から豚、鶏、牛と種類豊富。数多のノンベエが太鼓判をおすレバやシロは必ず頼むべき一品。
標準的な串よりかなりダイナミック。鮮度は言うまでもなく素晴らしく、さらっとした甘めのタレとジューシーな肉汁で口の中が幸せです。スタミナがつきそうなパワーある串なのに、いつも以上に食べられるから不思議。
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- 西口やきとん 御徒町店
- やきとん・豚料理 JR京浜東北線 御徒町駅 北口 徒歩1分
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2.「鳥やき宮川」 ああ素晴らしき東京焼鳥。八重洲に恥じない名門の串に乾杯
新幹線が発着する東京の玄関口・八重洲口。この駅前で70年ほど続く名門焼鳥があります。その名は「鳥やき 宮川」。
鰻用のひとまわり大きいボッカ串で焼かれた焼鳥。二人でも盛り合わせ一皿を注文可能で、ボリュームとしてもシェアでちょうどいいくらい。もちろん一人飲みだっていけるお店。味付けはお任せで間違いなし。
大根おろしは焼鳥に添える薬味としても役割が大きい。タレでも塩でも、そっと添えればさわやかで軽くなり、食が進みます。
ぱりっとした白衣と板前帽をつけた職人さんが先輩から後輩へと代々バトンを繋いできた、技の一本を楽しんでみませんか。
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3.「カミヤ本店」 5本縛りもなんのその。鮮度抜群の豚モツは絶品です
カミヤは1940年代(昭和21年頃)に創業し、本店はここ人形町にあります。
もつ焼きカミヤといえば、泣く子も黙る同一串の5本縛り。ハツならば、ハツ5本で1セット。ただし串はこぶりで値段も375円とリーズナブル。たまに「カミヤはいっぱい食べなきゃいけないから…」という声を聞きますが、それで諦めていたらもったいないほど美味しいです。
写真はカシラをタレで一皿。大きく口をあけずに食べられる食べやすいサイズ。旨味を留め凝縮させるため、肉の間をぎゅうぎゅうに詰めて串打ちされています。
開店直前まで仕込んだフレッシュなモツは、鮮度抜群。豚の刺しが禁止になる以前は、その鮮度の良さは刺しで体感できましたが、焼いても実感する鮮度よしの美味しさがあります。
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