思いのほか桜の開花が早く、東京はすでに桜が散ってしまいましたね。
新しい門出に桜がない、というのはちょっぴり寂しい気もしますが、新年度、頑張っていきましょう!
4月は別れの3月と違って、出会いが多い季節です。新しい出会いもあれば、懐かしい再会もあったりします。
今はなくなってしまったけど、また再開しないかしら。
そう思うお店ありませんか?
今回は、昨年突然閉店してしまい、パンLoverが心底待ち望んでいた、名店の復活をご報告しましょう!
お店は、地下鉄日比谷駅直結。先日リニューアルオープンした日比谷シャンテの1階にあります。
『ル・プチメック 日比谷店』。
かつて、新宿マルイ本店にあった、京都の人気パン屋さんです。諸事情から突然東京店が閉店。そのニュースは、東京のパンLoverには衝撃的&大ダメージを受けたものでした。
そのHP上では必ず再開する旨が書かれていましたが、待てど暮らせどその次の情報は載らず、「もう再開はしないのではないか」と半ばあきらめかけていました。
が、突如、3月23日に日比谷シャンテにオープン、という情報をキャッチしたので、狂喜乱舞な思いでお店に伺いました。
新宿店ではセルフスタイルでしたが、この日比谷店では対面式。店員さんが一組に一人ついてくださって、お目当てのパンを取ってくださいます。そのため、ご飯時にはちょっと列が出来てしまいますが、手際よく店員さんが対応してくださるので、それほどストレスなく、スムーズにパンを買うことができました。
目の前には所せまし、とパンがたくさん並べられていて、それだけでテンションがあがります。アイテム数は新宿店の頃とあまり変わらないように見受けられますが、サンドイッチの方はかなり充実していました。
久しぶりのご対面だったので、あれこれ買いたい気分だったのですが、そこはぐっとこらえて絞って買ってきました。
こちらは「バゲット ローストビーフ」。バゲットにローストビーフとクレソンを挟んだだけのシンプルなサンドイッチです。
食べてみると、バリっと噛み応えのあるバゲットに、肉厚なローストビーフがたっぷりと挟まれていて、かなり贅沢なサンドイッチです。ハードな噛み心地のバゲットは健在。フレンチ出身ですので、具材もちゃんと美味しいです。小ぶりですが、食べ応えのあるサンドイッチでした。
こちらは「本日のフォカッチャ」の「バジルソーセージとブロッコリーのフォカッチャ」。「本日のフォカッチャ」は日替わりで2種類ほどありました。この「バジルソーセージとブロッコリーのフォカッチャ」は新宿店にはなかったので、買って食べてみることにしました。
フォカッチャは水分量の多い作りになっているので、もっちりとした食感です。リベイクすると、表面はさっくり、中はむっちり食感になって、やっぱりリベイクして食べるほうがおすすめです。バジルの風味とブロッコリーの色合い的にも春らしくて、美味しかったです。
もちろん、新宿店時代からの、「ジャガイモパン」(上)や「パンオフロマージュ」(下)も健在。かつて大好きだったあのパンも、きっとまたお目にかかれるはずですよ!
他にもパンドミを使ったサンドイッチや、デニッシュなどの甘いパンも数多くそろっていて、毎日でも通いたくなるぐらいです。
ようやく復活して、また大好きだったパンに出会えるこの感動。早速、今日のランチに買いに行ってみてはいかがでしょうか?