例年よりもかなり早いですが、東京は桜の開花宣言がされて、いよいよ春本番!といったところ。お出かけやお天気のいい日にはお外でお弁当など食べたくなるシーズンの到来です。
お外ランチのお供は、美味しいパンがいいな。
そう思うことありませんか?
今回は、そんな方にピッタリな、昨秋、渋谷の路地裏にひっそりとオープンしたパン屋さんをご紹介しましょう!!
お店は渋谷駅から徒歩7、8分。渋谷キャストを過ぎ、少し横道に入ったところにあります。
「SHIBUichi BAKERY(渋いち ベーカリー)」。
2017年10月にオープン。人気のレストランを多く手掛けている、リゴレットグループのパン屋さんです。「レストラン屋が作る、こだわりが詰まった街に愛されるベーカリー。」をコンセプトに、食材は国産小麦、無添加、など、厳選されたものを使用しているそうです。
そんなこだわって作られているパンはどんなものがあるのか、ワクワクしながら店内に入りました。
お店に入ると、とにかくパンの種類がたくさん!総菜系やスイーツ系、お食事系とそのラインナップは豊富です。奥が厨房になっていて、さながらオープンキッチンのよう。次から次へとパンが出来上がっていきます。その工程が間近で見られるというのは、パン好きには楽しくもあり、一方で安心感もあります。
目移りしてしまって、買うものが選べなかったので、店員さんにお勧めのものを聞いて買って食べてみることにしました。
こちらはクロック・カルボ。クロックマダムをカルボナーラでアレンジしたものです。角食パンに黒コショウを入れた自家製のベシャメルソース、無添加のベーコン、卵、チーズを載せて焼き上げてたものです。
食べてみると、滑らかな仕上がりのベシャメルソースに黒コショウのパンチが効いています。旨味がしっかりと残っているベーコンと、ギリギリの半熟加減の卵が、口の中で一体化すると、それは確かにカルボナーラ。パンで上手く表現されていました。そこは流石レストランが母体、というだけあります。お料理にあうパン、パンにあうお料理、そのどちらもが体現できる強みかな、と思いました。
こちらは無添加ベーコンとグリュイエールチーズ。バゲットにベーコンとチーズを巻き込んだものです。食べてみると、しっかりと噛み応えのあるバゲットで、顎がつかれそうなタイプです。
そこにベーコンからの旨味の詰まった脂とチーズのコクがバゲットにしみ込んで、これがまたとっても美味しい♪噛むほどに、ベーコンの旨味が染み出てきて、食べる手が止まりません。具材とパンのバランスも良く、おつまみにもピッタリかな、と思いました。
他にも、サンドイッチや、無添加のジュース、スープなどの販売もあって、ランチやピクニック前に一か所で済むのでとっても便利です。店内にイートインはないですが、店の外にベンチとテーブルがあるので、お天気のいい日には、出来立てのパンをそこで食べる、というのもいいかもしれません。
日々、新しいパンも登場しているとの事で、毎日通っても新しいパンに出会えそうですよ!早速お出かけ前のお供に、あるいは今日のランチに行ってみてはいかがでしょうか?