丁寧としか言いようが無い、福岡に来たら行くべきベーグルが美味しいお店

最終更新日： 2018/03/30

この記事で紹介するのは…福岡でオススメの『Willstars coffee（うぃるすたーずこーひー）』（福岡県福岡市中央区清川2-17-9）について紹介しています。パン事情に詳しいpantikiさんがおすすめのメニューなど詳細にレポートしています。

なぜ、今まで伺っていなかったのか？

そう自分を責めたくなるお店との出会いは後悔半分ですが、嬉しいものです。

ウィルスターズコーヒーさん。

お店があるのは、福岡市中央区清川。

福岡の中心・天神からは、少し離れますが、その分、静かで落ち着いた時間が過ごせます。

想像したよりも、小さなお店。

そして、お兄さんお２人の爽やかさも手伝って、『清潔感』が凄かった。

信濃の山から風が吹いているかと思った。
（なんで信濃なんだ）

店内どこを見ても、清潔感と『丁寧さ』が伝わってくる。
あまりにも心地よい空間でした。

伺った時点で、お店を拝見して、
お兄さんとひとこと、ふたこと、言葉を交わしただけで。

『もう何を食べても、飲んでも、間違いないのだ』と、確信してしまう空気さえもあった。

この日はベーグルがお目当てでした。

ですが、土日のどちらか限定というベーグルは、この週は前日に販売されていたようで・・・
この日はサンドしかないんですよ。と申し訳なさそうに仰るお兄さん。
御希望も多いので、焼く日を増やしたいとは思っているのですが・・・とも。

いえいえ、だってここは、珈琲屋さんです。
加えて、これだけ丁寧なお仕事をなさるおふたりです。

焙煎をして、
珈琲を淹れて、
接客をして、
お掃除をして、
焼き菓子を焼いて。

きっとどのお仕事も、丁寧に、丁寧に、こなされているであろうことは
想像に難くない。

それに加えて、ベーグルまで毎日焼けとは、
だれが言えるだろうか、
いや、誰も言えぬ。

珈琲に合う焼き菓子とベーグル。
加えて、せっかく食べてもらうなら安心安全な材料で、美味しく食べてもらいたい。

この、説明の細かさにもおふたりの気持ちとか姿勢が垣間見えて、本当に嬉しくなりました。

まずはこちら、「あんクリチ」

キレイな断面。
あんこと、クリチの量が、ほぼ１：１くらい。
これって、黄金比だと思います。

むしろ、クリチ（もしくはバター）の方が多くても（個人的には）良いと思ってます。
どんなに甘さ控えめの自家製あんでも、あんこが多いと、甘すぎると言いますか、
もはや、パンを味わう余地がないような気がして（苦笑）

ウィルスターズさんの自家製あん。

ほこっとした小豆の食感ものこりつつ、クリチやベーグルとの『口馴染み』もいい滑らかさもあり。

あまさが控えめ、それに白いお砂糖は使っていないので、後口がさっぱりしいています。
これはかなり好みでした。

つやっつや♪

見た目や説明書を拝見して、『結構ハード系』を想像していましたが、さにあらず。

ベーグル単体で頂いていたら、
ベーグルにしては軽すぎる？という印象を受けたかもですが、
良い意味で、ベーグルサンドの為にある、食感でした。
あと、塩気も控えめなので、それもサンド向きかと。
（　個人的には生地にあと少し塩味があると　）
（　せっかく拘っていらっしゃる小麦の味が活きそうな気もしました）

クラストはカリッではなく、パリッ！と軽快。
クラムも、軽めでむぎゅっと感はあまりなく、ふわもち、という印象。