大阪駅前第1ビル地下1階『十壱亭』
大阪駅近辺のランチのメッカと言えば、こちら大阪駅前ビルの地下。
第1~4までの各ビルの地下1~2階には様々なジャンルの飲食店が立ち並び鎬を削っています。
勿論カレー屋も複数存在し、欧風系から始まりスパイス系やインド・ネパール・スリランカといったエスニック系も揃ったレパートリーの豊富さ。
今回お邪魔したのが、大阪駅前第1ビルの地下1階に店を構えるこちら『十壱亭』。
昔懐かしきジャパニーズ・カレーライスをいただける貴重なお店です。
大阪駅前第1ビルの地下1階、奥まった角の位置にお店を発見。
ちょっと階段の影になってる感じがあるので要注意です。
しかしこの佇まいも含めてのノスタルジックさがイイ感じ。
メインメニューは「カレーライス」1本のみ。
その他トッピングでオリジナリティを発揮していくスタイルですね。
今回は「トンカツ」トッピングをチョイスでいってみました。
【トンカツカレー】750円
やはりこの圧倒的なシンプル感は素晴らしい。
一発で方向性が分かる説得力のあるヴィジュアルです。
トンカツは1口サイズにカットされており、スプーンで掬い易くなっています。
この気使い、個人的にはありがたやーですな。
カレールーはさらりとした中にほんのりと粘度を持った感じ。
所謂「小麦粉使用のもったり感」は無く、滑らかな舌触りとなっています。
玉葱由来の豊かな甘味が広がり、そこから繋がる肉系の旨味の存在。
辛さは抑え目で後味にほんのりヒリッとくる程度。
このバランスも万人に愛される具合で非常に好印象です。
トンカツ&カレー&ライスの三位一体で。
このサイズだとスプーンで掬った際にしっくりくるんですよねー。
厚みもやや薄めな感じが、カレーとライスにマッチしてて調度良い塩梅。
サクッと仕上がった揚げ具合ですな。
カレーの甘辛さにトンカツの旨味と油分がプラスされ存在感が更に飛躍。
カレーが濃すぎるで無く、カツが厚過ぎるで無く、正にバランスを重視した仕上がり。
やっぱカツカレーの完成形はこの一体感ですね。
2018年は欧風カレーの波が来る!!...かも(笑)
スパイスカレーやエスニックが人気を独占する大阪のカレーシーン。
こういったある意味「地味」なカレーというのはなかなか注目を受けません。
しかしねー、個人的にはこういったタイプの方が食べ物として遥かにそそるんですけどねー。
今年は来るかカレーライス・欧風カレーブーム。。。
大阪駅前ビルの中では比較的新しい方のカレー屋さん。
これからもふらりとお邪魔したいと思います。
紹介しているお店はこちら!
店名:十壱亭
住所:大阪府大阪市北区梅田1-3-1 大阪駅前第1ビル B1F
営業時間:11:30~15:00/18:00~21:00
定休日:土曜・日曜・祝日