おしゃれな街や住みたい町として人気の高い自由が丘。 大きなショッピングセンターや百貨店などがない代わりに小さなお店が軒を連ね、散策の楽しい街です。 そんな自由が丘で2017年にオープンしたスイーツが楽しめるニューフェイス7店を紹介します。
1.『shiro cafe』2017年8月オープン
スキンケア化粧品ブランドshiroのカフェ。コンセプトは化粧品作りと同様に毎日使いたいもの。
ふっくらとした膨らみと白い生地のパンケーキは、粉物の弾力ある食感。メレンゲも入っているのでふんわりしていますが、2枚重ねでなかなかの食べ応えです。
「ルバーブと5種のベリーのケーキ」にのっているのはクリームチーズとルバーブのコンフィチュール、そしてブルーベリー、ラズベリー、ストロベリーです。ベリーに加えてルバーブも酸味があるのでクリームチーズは合います。こちらのパンケーキのミックス粉が11月下旬より販売もされています。
化粧品で使用している素材をカフェでも使われていて、ルバーブなどがそうです。
もうひとつのおすすめが「あげぱん」。小麦粉ver.と米粉ver.があります。 オープンキッチンでパンを揚げている様子が見えました。揚げたてなのでパンに油がしみたりせず、 生地の食感を楽しめます。私は米粉にしたので、もっちりと重めの食感でした。
紹介しているお店はこちら!
2.『Sunset Coffee』2017年3月オープン
自由が丘駅前のロータリーを抜けて右手方面へずーっとまっすぐに進むと出会う石畳みの道。 ここは、Sunset alleyという名の細い通りで、雑貨屋さんが並びます。
『Sunset Coffee』はその中に建ちます。Sunset alleyを地域活性化のためのスポットに活用しようというプロジェクトがあるそうで、『Sunset Coffee』も、この通りを盛り上げるための存在。 散策を楽しんでもらうためのコーヒーというコンセプトなので、歩きながら飲む想定だから、さめても美味しいことが『Sunset Coffee』の味わいのポイントです。
マフィンやマドレーヌといったスイーツメニューがあります。パティスリー出身のスタッフの方が焼いている手作りです。
紹介しているお店はこちら!
店名:sunset coffee
住所:東京都目黒区自由が丘1-26-14 オクズミビル1F
電話番号:03-5726-9203
http://sunset-coffee.tokyo/
3.『La Cialda』 2017年10月オープン
スペイン菓子チャルダのお店。
「チャルダ」はゴーフルのような菓子。表と裏と別の模様になっているところがポイント。かつてスペインでは結婚式でお婿さんの家紋とお嫁さんの家紋と表裏にして一枚にあわせて作ったといいます。
店内ではチャルダを焼いている様子を見ることができます。薄いので焦がさないように、模様が綺麗にでるように、なかなか焼くのは難しいそうです。
薄くて食べやすくて甘さは適度。ミニサイズがエスプレッソソーサーくらい。大きいサイズは掌くらいです。
人気なのは「キアッケレ」。パスタ生地にレモンピールを練りこんで寝かせたものを毎朝揚げているとのこと。サクサクとしていてありそうでなかった素朴な食感です。
Instagram映えのカラフルさや立体的なスイーツがウケている時代に真逆のスイーツがかえって新鮮です。
紹介しているお店はこちら!
4.『パンの田島』2017年5月オープン
ドトールグループのコッペパン専門店。 コッペパンと聞くとどんなイメージが湧きますか!?私は給食です。 『パンの田島』は店舗イメージが学校。今の学校ではなく昭和レトロ調。学校と懐かしさとを想起させるコッペパンにぴったりです。
自由が丘店は入り口すぐにコッペパンにフィリング詰めるカウンターがあります。カウンターの横にはコッペパンを焼き上げる厨房。焼きたてであり作りたてであるコッペパンサンドがいただけます。 ここで注文して、店内奥のイートインスペースでいただきます。お持ち帰りもOK。 白い袋に1つずつ入れてくれます。
コッペパンは、パンッと膨れてつるんとした肌。なかなか大きさがあります。 お惣菜を挟んだバージョンとジャムやクリームを挟んだおやつバージョンと揚げパンのカテゴリーは大きく3つです。
紹介しているお店はこちら!
5.『HUSKY gelato』2017年5月オープン
自由が丘駅南口すぐの緑道沿いのお花屋さん脇に凛々しいハスキー犬が描かれたジェラートケースがあります。イートインなしですが、緑道にはベンチがたくさんあるので、みなさま、そちらで食べています。メニューには産地と品種の表示。全国の旬の素材を直送で取り寄せてジェラートにすることが、『HUSKY gelato』のこだわりなのだとか。
このこだわりがハスキー柄に繋がっていて、雄雄しい外見ながら愛嬌のあるハスキーは、素材をありのままに活かしながら、やさしい味わいに仕上げている商品と一致しているね、ということみたいです。 コンセプトは、ワイルド&マイルド!
いただいてみると、確かに優しい味わいです。 旬の素材を用いられるということで季節ごとにラインアップが変わっていくので、季節感を楽しめるお店です。
紹介しているお店はこちら!
店名:HUSKY gelato 自由が丘店
住所:東京都目黒区自由が丘1-8-9 岡田ビル1F モンソーフルール内
電話番号:03-6426-2251
6.『ALPHA BETA COFFEE CLUB』2017年4月オープン
月ごとの定額を払えば好きなだけコーヒーを味わえる、サブスクリプション型でも楽しめるカフェ。 こちらのカフェはクラフトコーヒーの定期便を運営する『ABC Coffee Club』の初めての実店舗。 日本全国30ヶ所以上のロースターから選び毎月顧客へ届ける定期便のサービス同様にカフェでも味わえるコーヒーは頻繁に変更されます。新しいロースターや産地、品種との出会いを楽しむ感じ。
4月のオープン当初のフードメニューはオリジナルが並んでいましたが、今は加えて麻布十番の『Hudson Market Bakers(ハドソンマーケットベーカーズ)』のケークやクッキーをいただくことができます。
店内と同じくらいのスペースで広がるテラスやこだわりのインテリアはとても素敵。テラスでは座るとちょうど目線の先の高さに花壇があります。視界ぜんぶが美しい。自由が丘で気分をリフレッシュさせてくれる美しいカフェです。
紹介しているお店はこちら!
7.『LATTE GRAPHIC』2017年3月オープン
メルボルンのカフェ文化を日本で発信していくカフェ。町田と海老名にお店があって大人気だったそう。自由が丘店も土日は行列ができます。
素敵なのは早朝からオープンしているところ。これもメルボルン文化だそう。
お食事メニューはパニーニやパスタとピザ。ラムチョップといったガッツリお肉系もあれば、ビーガン向けの大豆肉のサラダもあります。 甘いメレンゲが口の中で溶ける「パンケーキ」はランチメニューにするとハーフサイズを¥500でいただけます。粉っぽさを感じさせない食感でメレンゲオムレツのようです。すぐしぼんでしまうメレンゲなのでオーダー後に泡立ててすぐに焼いてすぐにサーブしているそう。
オーストラリアらしいスイーツもありました。 「ラミントン」はかなりシンプルなケーキ。スポンジケーキをピンクに色付けしたホワイトチョコレートで多いココナツをまぶしています。ザクザクとココナツをかみしめるスイーツ。
オセアニアのカフェ文化といえば絶対に外せない「フラットホワイト」と一緒に味わいましょう。