店名のDOG HOUSEとはイギリスの隠語で「趣味人」とか「その道に深くハマった人」等の意味がある
2016年世界的権威のグルメ本に掲載された鶏白湯ラーメンの第一人者で、今や富山県はもちろん隣県の石川・福井からもその味を求めラーメン好きが集まってくる。
濃厚鶏白湯を極める新兵器がコレ
2017年夏より導入した
業務用圧力寸胴鍋
100リッター 2気圧126℃の高温高圧で一気に炊き上げるので骨まで柔らかくなり、ほぼ鶏と水だけのスープで骨の髄まで旨みが引き出されている。もう一つは濃厚スープを絞る過酷な作業から解放されたのが何よりの効果と店主は語る。
オリジナルスープの旨みを味わうならコレ!正油ラーメン
滑らかでクリーミーな鶏白湯スープは独特の鶏の臭味が無く個人的には好き。 骨まで溶け出したスープは、エキスがたっぷりで旨みが強くなったようにも感じる。ねろっとした粘度ととろみが何ともdogらしい。 今まで使っていた臭い消しの野菜やタマネギが不要になり、野菜の甘味が無くなった分スッキリした感じがある。 代わりに醤油タレも変更、醤油感がやや強くなったようでもある。 昆布・鶏節などはスープ抽出後に加えるなど工程も替え香り・旨みの向上を図っている。
太麺と細麺が選べるが今回は細麺を選択。
とってもクリーミー&ミルキーな塩ラーメン
濃厚鶏白湯に豆乳と生クリームを加えた塩味のスープ。 以前はとても滑らかでクリーミーな舌触りと溢れる様な旨味のるつぼ、そんな特色のあるラーメンでした。
今回圧力寸胴のスープに変わっての印象としては、鶏臭さはやや減り、骨や髄の微粒子のようなものがスープに溶け込んでコクが増したように感じました。 完全乳化しているため香味油は止めたそうでオイリーさが無くなりサラリとしていますが、やはりクリーミー&シルキーなコク旨は唯一無二!
全粒粉入りの細麺。 正油でも使われているプリッとした食感の麺で、麺の行間にたっぷりとスープをまとわせ口へ運んでくれます。
黒トリュフのアロマオイルを仕上げにスプレーして香り付けしています。
濃口醤油のブラック!はパンチのある鶏白湯
店主がイメージした富山ブラックをdog流鶏白湯で再現したメニュー。 黒胡椒がデフォで掛かっているなどパンチがあるので若者に人気のメニュー。 もちろんショッパイ醤油ではなく、チャーシューの煮汁と 群馬県の老舗蔵の醤油を使ったキリッとした味わい。こちらも以前から比べると醤油の香りは立っているが塩分が幾分かマイルドになり、スープのコクが際立つ印象。
プリもちの太麺はこれが見納め、次回はもう少し細くて麺線の長い麺に変更されている事と思います。
季節限定の味噌ラーメンも見逃せません!
鶏白湯の味噌ってどうしてもマイルドになり過ぎてぼやけたイメージだかdogはとろんとしたクリーミー味噌でスパイスと生姜ニンニクの風味が食欲中枢を直撃。
東京味噌ラーメンの濃厚赤味噌タレと特製調味料に生姜やニンニク等を加え鶏白湯とのバランスを図ってdogらしさを醸し出しているが、味噌は案外魚介が合うとの事で隠し味に「魚醤」を使っているそうだ。
マイナーチェンジしたもちもち麺は濃密なスープをがっぷり四つに受け止め、相性の良さを見せつける。
トッピングも豊富、特にチャーシューは絶品
トッピングのチャーシュー
しっとりジューシーで生ハムのようなチャーシュー、下味もしっかりしているので絶対ビールに合うハズ!美味しい~♪
今回は紹介できませんでしたが二郎系の爆盛り「犬二郎」は開店早々売り切れという人気商品ですが、スタッフ不足のため不規則提供となっているのが残念!
同じく汁なしの爆盛り「まぜそば」も見逃せませんよ!
富山へお越しの際はぜひ訪ねてみて下さい(^^)/
紹介しているお店はこちら!
店名:DOG HOUSE(ドッグハウス)
住所:富山県富山市高屋敷833‐1 タカサンビル
営業時間:[月・火・木~土]11:00~14:30、18:30~22:00[日・祝]11:00-14:30、18:00-21:00、スープがなくなり次第終了
定休日:水曜日
駐車場:有