夢は世界の人々へ。コンセプトは「お蕎麦を肩ひじ張らずもっと気軽に楽しんで欲しい」
お蕎麦って関東、江戸前のものって思っている方が多いと思います。
私も関東出身ですから、関西の蕎麦と聞いた時にはかなり衝撃を受けました。
『EBISU FRY BAR』に最初に訪問したのはランチタイムでのこと。
賑わった店内に吸い込まれるように入っていきました。
ランチタイムに美味しくいただいたので夜に訪問してみたところ
かなりファンキーで楽しいお店だったのでメシコレでも紹介してみたいと思います。
神戸三宮で人気のイソガミ フライ バルが東京に進出したのは2016年のこと。
蕎麦に大いなる可能性を見出した店主が、「蕎麦文化を世界に伝えたい」。
「お蕎麦を肩ひじ張らず、もっと気軽に楽しんで欲しい」
そんな熱い思いで神戸に出店し、うどん文化の関西でも人気を博し
満を持して東京のオシャレなグルメタウンである恵比寿に進出したお店です。
金髪オーナーが作り出す江戸前の常識を覆す奇想天外な天ぷら
蕎麦と天ぷらは江戸前といわれ、江戸時代より現代のファーストフードのように
庶民たちに食されてきました。
今では蕎麦も天ぷらも高級店がたくさんありますが、
本来はどちらもシンプルな食べ物。
そんなシンプルな料理である『EBISU FRY BAR』の蕎麦と天ぷらは一味違う。
神戸出身のアイディアマンの金髪オーナーが、今まで見たこともないような
奇想天外な創作天ぷらを作り出します。
ランチタイムはお話をする時間がありませんでしたが、
ディナータイムに伺い、金髪の方がオーナーと知り
「蕎麦文化を世界に伝えたい」、
「お蕎麦を肩ひじ張らず、もっと気軽に楽しんで欲しい」
という思いを直接伺うことができ、
また奇想天外で楽しい天ぷらや蕎麦を堪能させていただきました。
奇想天外な天ぷらと蕎麦はスタイリッシュな店内で
日本の食文化を代表する蕎麦屋さんや天ぷら屋さんの内装は、普通は日本食を想起するものが
多いですが『エビスフライバル』の内装はスタイリッシュ。
これは蕎麦の裾野を広げて、若者にも世界の人々にも食べて欲しいという
カフェのような本店からの流れですが、
あくまでオシャレタウン恵比寿の店舗は黒い壁にオシャレな照明が設置され
ちょっとバルを思わせるものに。
蕎麦や天ぷらの敷居を取っ払い、若者でも気軽に食べられるようになっています。
ビールにもこだわっています。
1842年に誕生したピルスナービールの原点に立ち返り、原料、製法、そして
温度管理にも徹底してこだわり抜いた無ろ過生ビールです。
一般的に普及しているラガービールではなく、匠の技を持つ醸造家によって
作り出されたこだわりのビールが、天ぷらや蕎麦にも相性が良いとセレクトされました。
突き出しで登場する揚げ蕎麦との相性もばっちりです。
今まで見たこともない奇想天外な天ぷらの数々
『EBISU FRY BAR』の天ぷらは、その組み合わせ、見た目にもこだわっています。
カクテルグラスに入って登場したのは、天使の海老のお造り。
頭はカリッと揚げられ、中には生の海老の身が入っているという、
オシャレなバルで出されるような前菜料理です。
最初から度肝を抜かれた、衝撃的な天ぷら屋さんのお造りの登場です。
インスタ映えする天ぷらって初めて見た!
『EBISU FRY BAR』の天ぷらは、インスタの中でも負けないスタイリッシュで
楽しい天ぷらが登場します。
なんと、トウモロコシの天ぷらは、トウモロコシを輪切りにし天ぷら粉を付けてあげて。
最後は刷毛で軽く醤油を付けています。
まるで焼きともろこしを天ぷらで食べている感じ。
楽しくかわいい料理は、インスタにもアップして自慢したくなってしまいます。
素材使いも面白い
ゴーヤを天ぷらにするまでは、よくあることだと思いますが、
わたをくり抜いたゴーヤの中にスパムを入れて天ぷらにするという
沖縄料理をイメージした面白い天ぷらも登場します。
塩は昆布塩で。塩やソースも素材にこだわってつけるというこだわりも
天ぷらを美味しくいただくエッセンスです。
もはや天ぷらの枠を超えたフライ料理も登場します。
見た目がかわいく、いがぐりをイメージした「栗と魚のすり身の天ぷら」は、
いわばおでん種に蕎麦をまぶして揚げたもの。
蕎麦とフライの融合は、こんな楽しいメニューまで生み出してしまいました。
これもインスタ映え間違いなしって天ぷらですね。
蕎麦だけでなく蕎麦粉を使ったオシャレなおつまみでも登場します
英字新聞のペーパーに乗ったオシャレなおつまみは、そば粉で作ったガレット仕立て。
蕎麦粉をこねてガレットを作り、その上にカマンベールチーズとトマトとバジルを乗せて
焼いたというイタリアンなフィンガーフードになっています。
まるで蕎麦を使ったおつまみとは思えない洋風な蕎麦料理がいただけます。
天ぷらの枠を飛び出し、素材によってはフライで登場
『EBISU FRY BAR』というだけあって、天ぷらよりもカツのほうが良いと
判断した食材はフライにすることもあるそうです。
これは鮪のカツレツ。
生でも食べられる鮪は中が半生状態で揚げられ、
カリッと香ばしく上がった衣を一口食べるとサクッとした食感とともに
素材の旨味をダイレクトにたのしめるようになっています。
オリジナルティ溢れる変わり蕎麦も楽しい
職人を使わずにだれでも作れる十割蕎麦でコストを下げている『EBISU FRY BAR』ですが
その分遊び心が十分に発揮された蕎麦も多彩です。
アボカドサラダ揚げ蕎麦は、カラフルな色使いも楽しいのですが
野菜も同時にいただけ、パリパリっとした食感も楽しいおつまみのようなお蕎麦。
和食の枠を超えたインターナショナルな蕎麦も
オーナーの思いは、蕎麦を世界へ。
イタリアンの定番のカルボナーラー風に味付けした蕎麦や
麻婆豆腐揚げ蕎麦など、蕎麦ワールドがぐんっと広がります。
かつて、カレーうどんを作った時のように、これが蕎麦の定番となる日もくるのかしら。
蕎麦を世界へ。オーナーの思いはさらに広がっていくと思われます。
蕎麦の醍醐味は何と言ってシンプルな十割蕎麦
変わり蕎麦で楽しくいただくのもいいのですが、
お店の売りは何と言っても打ち立ての十割蕎麦。
少し甘目のタレでいただく、関西風の蕎麦です。
蕎麦に本場でない神戸出身ということもあり、十割のぼそぼそ感はなく
十割とは思えないつるつるの滑らかな触感。
十割は苦手という方は、是非ここにきてグルテンフリーのそば粉と
水だけで作られた蕎麦をご賞味あれ。
なんと十割蕎麦食べ放題!ライバルコースは天ぷらと蕎麦がたっぷり堪能できるお得なコース。
ここまで、奇想天外な楽しい天ぷらや蕎麦をご紹介してきましたが
『EBISU FRY BAR』では食いしん坊の胃袋も満足させるお得なコースを用意しています。
創作天ぷらが味わえる大人気コース★フライバルコース【全11品】十割蕎麦食べ放題付! 3,900 円(税抜)
■前菜 3種
金時芋とスパイシークリームチーズ
アボカドの雲丹和え
天使の海老をお造りで
■サラダ 1種
本日のフライバル サラダ
■オリジナル天麩羅 5種
スモークチーズと淡路玉ねぎ
神戸トマトとバジル
和牛肉のわさび醤油
煮穴子と有馬山椒
ずわい蟹と蟹みそ大葉
■十割蕎麦 1種(お替わり無料!)
ざるスタイル
■スイーツ 1種
本日のスイーツ
紹介しているお店はこちら!
- EBISU FRY BAR
- 十割そば×創作天ぷら JR 恵比寿駅 東口 徒歩6分
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