老舗の大学を複数抱える古くからの学生街江古田。
学生街には安くてボリュームのある定食屋が多いのが特徴ですが、そんな江古田に古くからあった有名店のひとつが「洋庖丁」でした。
しかし、区画整理のため立ち退き、池袋へ引っ越ししたのは2010年ごろ。
以来、私もこの通りをチェックすることはなかったのですが、久しぶりに通ってみると道路が広がっており、新しい建物が建っていました。
その建物に、、、えっ?
池袋を中心にいくつかの店舗を展開している「キッチンABC」が入っていました。
同じ土地に同じカテゴリーのお店が入るとはなんというミラクル。
このキッチンABCと洋庖丁、似たようなメニューが並びますが、そもそもは先日アップした練馬駅の「七福」(https://mecicolle.gnavi.co.jp/report/detail/10738/)が元祖との噂。
七福→キッチンABC→洋庖丁という流れのようですが真偽の程は?
まあ、そんな背景は私には関係なし!美味しいのが神!
早速いくつかのメニューを試してみました。
キッチンABCと言えば「インディアン」や「オリエンタル」というメニュー名からは想像できないような有名料理もありますが、オリエンタルに関しては先日アップした七福で取り上げているので今回はこちらから。
メニューには「豚肉と豆腐の煮込み」と書かれている「ジャンボ焼き」(こちらはそのジャンボ焼きを辛口にしたジャンカラです)。
見た目は麻婆豆腐のようですが、それとは全く違います。
ただ、100%洋食か?と聞かれると、、、スンドゥブにも似た、でもアサリは入っておらずスライスニンニクの効いたアジアンテイストという感じでしょうか?
ちょっと単調になりそうなところをスライスされたキュウリがいいアクセントになっています。
たっぷりライスに豚汁もつきますので、この汁系だけでいくらでもご飯が進みます。
また、キッチンABCと言えば「焼肉(元祖ポークタレ焼き)」も試さないわけにはいきません。
こちらはその焼肉にメンチカツを付けた焼肉セットB。
オーダーごとに焼かれる焼肉と揚げ物は当然アツアツで提供されます。
このタレ焼きもいいですね。
肉の隅々までに染みわたる濃い味のタレ、この一切れだけでご飯が進みます。
そこにやっぱり大盛りライスと豚汁、私が学生だったらライス3枚はイケたかも知れません。
他にも真っ黒いカレーや手ごねハンバーグなど、いくつもの魅力的なメニューが並びます。
さらに日替りのランチメニューも魅力です。
この日は
タレ焼きではなく生姜焼き、カニクリームコロッケ、そしてソーセージのスープ煮という3点セットでした。
どうやら日替りランチメニューは肉+揚げ物+スープの構成のようです。
3品、魅力的ですね。
揚げ物等は単品でトッピングも可能なので毎日通っても飽きないほどメニュー豊富です。
さらに新築物件に新規入居なので清潔感もあり、店内も広々しています。
キレイなお店でいただくボリューミーで安くて美味しい洋定食、学生だけが使うにはもったいないほどの良店です。