福井では長らく「越前おろしそば」に代表される日本蕎麦の文化が栄え、ラーメンのつけいる隙間がなかったのではないでしょうか?
ところがここ最近、わかい店主たちによって魅力的なラーメン店が増え、それに伴い消費者の意識も変わり、ラーメンに対する理解もすすんだように感じます。
特に本年(2017年)6月から7月にかけての新店ラッシュは凄まじく、一旦整理してお伝えしたいと思います。
1.【福井市】東京の人気店、「庄の」と「ど・みそ♪」のラーメンが一度に食べられる『RAMEN W』
RAMEN W(らーめん・だぶる)は2017年6月1日にオープン。
ワンストップで東京の人気店「麺屋庄の 濃厚豚骨魚介らーめん」と「ど・みそ 濃厚みそらーめん」が食べられると言う、画期的な試み。
お店は元カフェで、ゆったりくつろげる。スタッフにもサプライズがあったり、熱い漢の意気を感じる。浅草開花楼の麺はぜひ食べておきたい。
最新のメニュー(入口のタッチ式券売機で食券購入)
「庄の」、、、店内で自家製麺
豚骨魚介醤油らーめん(特製あり)
濃厚つけ麺(特製あり)
「ど・みそ」、、、浅草開化楼の麺使用
濃厚みそらーめん(特製あり)
みそオロチョンらーめん
みそカレーらーめん
みそつけ麺(特製のみ)
紹介しているお店はこちら!
店名:RAMEN W (らーめん・だぶる)
住所:福井市開発2-207
電話番号:0776-50-2940
営業時間:[月・火・水] 11:00~15:00 [木・金・土・日・祝] 11:00~21:00
定休日:無休
駐車場:あり
2.【鯖江市】オシャレな店内と東京バサノバ出身の店主がつくるグリーンカレーラーメン『麺屋桔梗』
麺屋桔梗(ききょう)は2017年6月15日オープン。
東京のバサノバ出身で、黒を基調とした店内とステンレス製カウンターの無機質な光りがなんともオシャレ!
メニューの豚骨和出汁ラーメンとタイ風グリーンカレーラーメンはバサノバを彷彿とさせる。
三河屋製麺の二種類の麺も必見!
♪グリーンカレーラーメン♪
タイ風グリーンカレーをラーメンにアレンジした創作メニュー。
ベースの豚骨スープの旨味に、ココナッツミルクの甘味と自家製グリーンカレーペーストを加えたエスニックスープ。やはりキモは自家製グリーンカレーペースト。青唐辛子、コリアンダー、生姜、クミンシード、ナンプラー、エビペーストなどがその原料と思われますが、辛味と旨みがじんわり効いて、いかにもって感じの風合いです。
タイ風ヌードルの米粉麺をイメージした、三河屋製麺の平打麺もワシ感があって旨い。
紹介しているお店はこちら!
店名:麺屋 桔梗 (ききょう)
住所:福井県鯖江市柳町3-9-7
電話番号:非公開
営業時間:11:00~15:00 18:00~21:00 夜のみの営業でスタート
定休日:水曜日
駐車場:あり
3.【鯖江市】石神塾出身のラーメンが美味しい店!昼営業も開始した『バーFREE(ふりー)』
FREE(ふりー)は2017年7月7日にオープン。ラーメンが美味しい鯖江のバーFREE(フリー)の店主は石神秀幸氏のラーメン学校「食の道場」出身で、かの越前市にある鶏っぷの店主と同じ。予てより昼の営業にシフトしたいと考えていた店主、厨房の改修も終えいよいよ昼はラーメン専門店、夜は〆のラーメンが美味しいバーの二毛作営業の始まりです。
メニューは「鶏と魚介(清湯)」の塩と醤油、醤油には特製が追加されており、もう一方の「鶏と魚介の濃厚ラーメン(鶏白湯)」は醤油味となっています。
♪醤油ラーメン♪
鶏と魚介のWスープ、無化調を目指すも醤油から化調や添加物を完全排除することが出来ず、やむなく地元今立の東部醤油から仕入れ先を変更。 節系が前面に出た味わい。
使用する食材も極力地元産に拘りたいと店主。全粒粉入りの麺は地元福井の製麺所からです。
※昼営業の部の情報
営業時間:11:00~14:00
定休日:月曜日
紹介しているお店はこちら!
【福井市】なんじゃこりゃ!ステキすぎるぞ『100チャレ』
※[編集部追記]こちらのお店は閉店しました。
100years of dream-forever challenge (わんはんどれっどいやーず おぶ どりーむ ふぉーえばー ちゃれんじ) 略して100チャレ。
2017年6月7日オープン。
元カフェだった店舗はめっちゃ広くてゆったりしたカフェレストランそのもの。
店舗は勿論ロゴやメニューもめっちゃオシャレ!
基本メニューは4品。
オリジナル・・・水と鶏の白湯スープ
クラシック・・・鶏と魚介の清湯スープ
オリジナル・カイ・・・濃厚鶏白湯スープ
オリジナル・タフ・・・超濃厚鶏白湯スープ
箸が立つブリックス50以上あると思われる、「飲む鶏」(笑)
替え玉に京都の麺屋棣鄂(ていがく)のウイング麺を使っているのがラヲタ心をくすぐる。
♪オススメは、オリジナル・カイ♪
鶏肉をミキシングして肉の繊維を残しつつ鶏白湯に仕立てた濃厚スープ。脂が重くないので全汁。
この肉質を増やしてドロドロにしたのが「タフ」 レギュラーメニューのオリジナルやクラシックの甘いスープに比べショッパイスープ。
今日は食べ始めにほんのり甘味を感じ、後半ヘビーなドロ感漂う肉質部分に行きつくとショッパく味変。このメリハリが只者ではない(笑)
ウイング麺欲しさに京都の麺屋棣鄂と取引したそうで、こちらも麺屋棣鄂のしなやかな中細ストレート麺を使っている。
オシャレな外観とカフェのような店内、ゆったりとした時間を過ごせるよう新たなメニューも増えそうなので今後注目のお店です。
紹介しているお店はこちら!
店名:100years of dream-forever challenge