飯処いこい
西区役所のすぐ近くにあります。
駐車場はないので注意。
いかにも地元の定食屋さんらしい店内です。
▲炒飯 大盛り 750円
メニューにあれば頼む一品。
それが炒飯でございます。
まずはスープから出てきました。
こういうのは嬉しい。
炒飯と同時に出されるよりも、メインができてくるまでの繋ぎとして飲めますので。
温度はびっくりするくらい熱々だったので、冷ましながら飲みました。
安心の中華スープという感じでした。
大盛りにしたので、なかなかの盛りです。
いざ、実食。
と、その前に。
運ばれてきた時の香りで、なんとなく分かる。
これはアレですね、おっかさん炒飯ですね。
食べると予想的中、あー懐かしい感じですねぇ。
おもしろいもので、炒飯って店のタイプによって味が大別できまして。
ひとつは、ラーメン屋さんの炒飯。
これはコショウが強めでスパイシー。コクはあまりなくて、味の強いラーメンの脇役として食べるタイプです。
またひとつは、中華屋さんの炒飯。
これは単体で食べる用に、飯に味がしっかりついているタイプ。コショウは控えめでコクがあります。
またまたひとつは、ホテルレストランの炒飯。
単体で食べる用に作られていつつも、飯自体の味をかなり控えめにして、具材の味を引き立ててあるタイプ。かなり上品です。
最後が、定食屋の炒飯。
あまりパラパラしておらず、ちょっとしっとり。化学調味料によるコクがあって、コショウもほどほど。ある意味、一番炒飯らしい炒飯かもしれません。
こちらのお店の炒飯は、まさに定食屋の炒飯でした。
肉系があまり入っていないので、脂の旨味はないですが、そのぶんあっさりしている感じで食べやすい。
誰が食べても納得の、ど定番炒飯でございました。
大盛りにしても最後まで味もしっかりあって、美味しく食べられました。濃すぎず、薄すぎず、ちょうどいい加減だからですね。
あとがき
誰が食べても納得できる味って、当たり前のようでそうでもありません。
他店との差別化を図ろうとすると、独特な味になったりしますのでね。
家の近所にあっていつもいくような店って、こういうお店だと思います。
「そう、こういうのが食べたかった」と思わせてくれる味って大事です。
また来よう。