今年も暑い日が続く夏、という事で、冷やし中華や冷やしラーメンが欠かせない季節になりました。様々なスタイルがありますが、2017年に食べた中から、注目の冷やし麺を5軒紹介します。
1.【東小金井】オーソドックスな冷やし中華に自家製麺が絶妙にマッチ!「くじら食堂」
「冷やし中華」(夏季限定メニュー)
私の持論の一つに「麺が美味しい店は冷やし中華も美味しい」というのがある。酢と醤油を使って甘みと酸味を感じる王道の冷やし中華味に、たっぷりのキュウリにモヤシ、チャーシューに甘さが引き立つプチトマトをトッピング。くじら食堂ならではの中太で手揉みを加えて茹でられた平打ち麺がたっぷり入っている。麺の縁が滑らかでありながら、麺の中心に固さを残していて、冷水で締めた事で絶妙な食感が楽しめる。構成は完全に「普通の冷やし中華」だが、個性的な味が発揮されている。
紹介しているお店はこちら!
- くじら食堂
- ラーメン JR中央本線(東京-塩尻) 東小金井駅 北口 徒歩2分
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2.【大門】冷たいグリーンカレーに野菜ととろみが加わった!「鶏ポタラーメン THANK」
「冷やしグリーンカレーラーメン」(8月中旬頃まで)
鶏ポタラーメンが人気の店で、様々な限定メニューも繰り出している。今夏の大門店の冷やしは、冷製のグリーンカレースープに、モロヘイヤも入ってとろみをプラス。辛さはやや控えめで、具に使われるオクラが更なるとろみを加え、パプリカの酸味、タンドリーチキンのピリ辛の味付けがアクセントになっている。豊富な種類の野菜にパクチーも振りかけられ、エスニックな雰囲気もプラスされている。
締めにライスを追加注文して、「冷やしグリーンカレーライス」としていただくのもよさそう。
3.【大塚】ポタージュスープにたっぷり野菜トッピング!「K's Garden」
「冷しポタージュラーメン」(通年メニュー)
洋食店として開店したこちら、2016年夏からラーメン店にリニューアルされている。この店独特のメニューが、通年で販売されているこちら。丸鶏や豚足などを使った出汁に、玉ねぎやジャガイモなどが溶け込んでいる「ベジポタ」スープをキンキンに冷やしている。浅草開化楼の中太麺がスープに負けずに主張し、豊富な種類の野菜や鶏チャーシュー、味付玉子も乗って、豪華で冷たい一杯。
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- K’s Garden
- 洋食屋 都電荒川線 巣鴨新田駅 徒歩3分
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4.【秋葉原】チャーシューも乗った王道の冷やしラーメン!「田中そば店」
「冷やかけ中華そば」(夏季限定メニュー)
博多豚骨ラーメンで人気の「田中商店」のネクストブランドで、豚清湯スープをベースにした「中華そば」が看板メニュー。その見た目も踏襲しながら、しっかり冷たいのが夏の逸品。冷たくすっきりしたスープに平打ち麺がマッチしている。軽く温めて脂を程よく落としたチャーシューに、ネギやメンマもたっぷり乗っている。見た目は普通の中華そばのようだが、しっかり冷たい夏の名作です。
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5.【春日】魚介の香りに稲庭中華そばが馴染んだ名作!「本枯中華そば 魚雷」
「冷製本枯稲庭中華そば」(夏季限定メニュー)
本枯節を使ったスープで人気の「魚雷」。夏季限定メニューでもそのスープを活かし、中華そばをイメージさせた冷やしメニューを提供している。
スープは本枯節の旨みと酸味を立てながら、冷たさだけでなくとろみも加えている。ここに合わせるのは「稲庭中華そば」。滑らかだが少しコシを残していて、スープとの相性が良い。具には味玉、炙った豚チャーシュー、鶏チャーシュー、ナルト、メンマが乗り、ネギの上には柚子七味をかけて、辛さと香りでリフレッシュさせてくれる。