金沢市有松、京都で料理人をしていた店主がラーメン店を始め、金沢へ移転して一躍人気店になりました。
夏めん第2弾、京都で和食職人をしていた店主にとって夏と言えば鱧(はも)そして琵琶湖の鮎、そんな季語にも似た食の風物詩があったに違いない。
それをラーメンにできないか、試行錯誤の結果がこの一杯に繋がったのです。
記念すべき第1号は福田店主自らの手で配膳
鮎めん(温) 1500円
鮎の焼き干しから摂った出汁と鶏の合わせだしの清湯スープ。あっさり甘めの出汁が効いたスープと活鮎の素焼の香ばしさがめっちゃ美味しい!頭からかぶりついて骨まで食べられるサイズの鮎は店内で活きた鮎を確保し、注文ごとに〆てオーブンで素焼きにするのでメッチャ活きがいい。
大きさは富山県西部の庄川水系で提供される鮎と同じくらいのサイズで10cm強。なので焼き時間が短めで最短のオペが確保できる。
「麺無双」を使ったザクパツの#26低加水麺はラヲタのハート鷲掴み!
1日10食程度の限定ですが、(日にち)の予約可能です。
でも、時間指定席の予約では無いのでご理解お願いします(о´∀`о)
こちらは7月末までの提供なので気になる方はお早めに!
鮎めんに先立つ 金沢麺や福座、夏のメニュー第1弾は鶏の白湯と清湯の融合?
夏めん第1弾
清白湯冷やしラーメン 900円
ざっくり言って鶏清湯スープの上に鶏白湯スープを載せた冷やしラーメン(笑)
先ずは鶏清湯スープをそっとすくって味わいます。 ほのかな魚介は氷下魚(こまい)だそうです。恐る恐る白い部分をレンゲですくってみました。 いっしょに大葉の香りもしましたが、これはまさに鶏白湯。 乳化して脂くどくはないが確かに鶏の風味が生きています。 清湯スープとの味のグラデーションはスッキリから濃厚と言うよりとろんとした粘度の違いがファーストインパクトでした。
不思議なのは冷製なのに乳化した白湯部分が凝固していないこと。 鶏の脂は融点が低いとはいえ冷製なのに、、、どんなワザがあるのか教えて欲しいですね(笑)
流水で〆たコリッとした食感の麺は、以前にも使った「麺無双」#24細麺。
そしてもう一つのお楽しみ、別皿のトッピング。これはもう、料理人としての集大成って感じ。一皿に盛り合わせたのはシャキッと感を残したレタスのお浸し、タマネギとパプリカの色鮮やかなマリネ、しっとり鶏胸肉のコンフィー、肉の旨みがギュッと詰まった豚肩ロースの塩チャーシュー。誰かワイン持って来て~~♪
この両方の夏めんが同時に楽しめるのも僅かな期間です、鮎はぜひご予約を♪