【１】7種類のカレーが380円！

　札幌市営地下鉄南北線「北18条駅」と「北24条駅」の中間、両駅から歩いて６～７分くらいでしょうか。札幌市内で激盛な飲食店と言えば、この店抜きには語れません！

「ジャンヌ」

　北海道大学に近いコトもあり、腹ペコな若い方を中心に「安くてお腹一杯になるお店」として絶大な支持を受けているんです♪

　焼肉カレー、ミックスフライカレーなど、7種類のカレーがナント【380円】！定食も最安なら【450円】！尚且つ、ライスもサービス盛(350g)までなら追加料金ナシ☆ワンコイン以下で収まるメニューがコレだけ多彩なのは有難いの一言です♪

　しかしながら、ココ「ジャンヌ」が「激盛な飲食店」として名を馳せたのは、次のメニューの存在に拠るんです。

 

【２】メニュー表に無い？激盛メニュー！

カツ激【850円】

　お皿の直径26ｃｍ、そこに１ｋｇ強の激盛ライス。手のひらほどはあろうかという分厚いトンカツ、出汁で煮込んだタマネギと卵６個を順に載せていき、出来上がり！

　総重量はナント２ｋｇだとか。一般的なカツ丼は500ｇほどですからね、４杯分相当ですか.........驚きを通り越して笑えて来ますｗ

　豪快なルックスとは裏腹に、女将サン曰く「量が量だから、味付けは控えめなのよ～」。塩っ気はカツの下味と卵の出汁くらい、卓上調味料で味を見ながら食べていきます♪

　ちなみに女将サンはとっても話し好き。調理中も「ウチはカレーが美味しいのよ～」「カツ激はホントはメニューに無いの」「学生さんがゲン担ぎに食べたのが始まりなのよ」などなど、止まりません　笑

　詳しい話を伺うと。

◎30年前くらい、北海道大学野球部の選手が大切な試合の前夜に来店

◎翌日の勝利を願い「勝つ」と「激励」を掛けて「カツ激（＝カツゲキ）」を注文

◎試合は見事勝利！以来、試合前や試験前などの願掛けメニューとして北大生から広まった

　とのことです。「だから値段も上げられないのよね～」と笑いながら話す女将サン、「北大生のお母さん」のような温かみタップリですね(^-^)

 

 

【３】ドリンクも激盛！

　カツ激の量が量だけに、飲み物も頼んでおきましょうか～とばかりにメニュー確認。　あ、ドリンクにも激盛があるんですね♪ってコトでアイスコーヒーをオーダーします☆

 

アイスコーヒー激盛【300円】

　…丼……だと……？

　しかもコレ、ただのドンブリじゃありません(;'∀')　大盛ラーメン用のたっぷりサイズなヤツ！　ちなみにストローで飲みますｗ

 

　カツ激は15分ほどで食べきりましたが、丼のアイスコーヒーはなかなか減りません(;^_^A　女将サンの止まらないトークを傾聴しながらｗ、小一時間かけて何とか飲み切りました。　女将サンから「激激おめでとうございます」と祝福の言葉を頂いてお会計☆食べ物とドリンクの両方を激盛注文することを「激激」というそうです　笑

 

　二面の壁いっぱいに貼られた、たくさんの色紙。有名人のサインかな？と思いながら見てみれば、北海道大学学生さんの名前がほとんどです。　女将サンによれば、カツ激完食(男子は2回・女子は1回)にて色紙を残せるんだとか。

　この色紙の数だけ、学生さんたちの願いがあって、それを成就しようとする努力があったんだろうなぁ......なんて思いを馳せると、ただの激盛店では語りつくせない「ジャンヌ」の存在感を感じます。

　未だに「元学生さん」たちが数年ぶりに来店するのよ～と嬉しそうに話す女将サン。　いつまでも北大生のお母さんとして頑張ってください！　ゴチソーサマでした♪