おつかれ麺です。オゴポコです。
全国展開する豚骨ラーメンチェーン店といえば、一風堂、一蘭、山小屋、味千拉麺、などのビッグネームが挙げられます。これら誰もが耳にしたことのある大型チェーン店に対し、実は、ある地域を中心に店舗展開している豚骨ラーメンチェーン店も存在します。
これらローカルチェーン店のいいところは、
・営業時間が長い
・早じまいがない
・尖った特徴を持つ
という点。つまり、チェーン店と個人店の良いとこ取りなのです。
今回紹介する3軒も、それぞれ大型店にはない尖った特徴をお持ちの店ばかりです!
1.青葉台 七志らーめん(神奈川県横浜市青葉区)
神奈川で9店舗、東京で2店舗を展開する当店は、今年で創業20年を迎えます。「創業時から変わらない香ばしいゴマとにんにくの焙煎ダレ」が特徴。
写真の「七志らーめん」は、一言で表すなら進化系熊本ラーメン。そう思う理由はマー油や茎ワカメにあるのですが、それ以外は熊本ラーメンらしからぬインパクトのあるパーツばかり。
適濃ちょい上のとろみのある豚骨スープ、メンマではなくタケノコ、もっちりの太麺は真四角断面で噛みごたえあり。ロースのチャーシューはしっとり。熊本ラーメンを豪勢にしたような内容です。
さて実は豚骨ラーメンは3種類ありまして「こくまろらーめん」は、上記の焙煎ダレ抜き、「あわこくらーめん」はあっさり新感覚とんこつスープとのこと。価格帯はやや高めに感じますが、その分、良質な豚骨をいつでも楽しめるのは大きな長所ですね!
紹介しているお店はこちら!
2.とんこつらーめん 博多風龍 秋葉原総本店(東京都千代田区)
東京都内を中心に23店舗を展開する当店。好立地の店舗が多いので、東京都民の認知度は高いのではないでしょうか。こちら秋葉原総本店は今年5月にリニューアルしたばかり。
その豚骨スープはミルキー豚骨、つまり、牛乳のような口あたりの豚骨。
そして、最大の特徴は替え玉2玉まで無料という点でしょう。
替え玉したときの最大の課題は「替え玉のときにスープの味が持つのか?」という点ですが、コクのある高密度のミルキー豚骨スープと食べ放題の高菜で十分補えるかと。
また、外国語を併記している券売機のおかげでインバウンド対応もばっちり。豚骨ラーメンを楽しみに東京へ訪れる外国人にとって「風龍」は、日本の豚骨代表なのかもしれません。
紹介しているお店はこちら!
店名:とんこつらーめん 博多風龍 秋葉原総本店
住所:東京都千代田区外神田3-15-6
営業時間:11:00~翌02:00(日曜は11:00~20:00、但し月曜祝日の場合は月曜が11:00~20:00)
定休日:なし
3.らーめん専門店 小川 本店(東京都町田市)
「小川」は、多摩地区と神奈川の一部を中心に展開するローカルチェーン店。豚骨以外に醤油ラーメン専門店「しょうゆのおがわや」、煮干ラーメン専門店「小川流」を出店しています。
「小川」は濃厚塩豚骨を謳う店なのですが、ウリは何と言ってもチャーシュー
ノーマルの「らーめん」は、チャーシューを「バラ」と「ロース」から選択可能(おすすめはバラとのこと)。そのチャーシューは、とろとろかつ厚みもあり美味!小売店「オガワキッチン」ではこのチャーシューを別売りしており、贈答用BOXまで用意している位ですから相当な自信です。
もちろんチャーシューだけでなく、13時間煮込んだという豚骨スープは、レンゲに微量の骨粉が残り素材感のある良質なもの、平打ち気味の自家製麺も相性ばっちり。
豚骨だけでなく、先の醤油や煮干し、更に限定で濃厚鶏そば、濃厚豚骨魚介つけ麺、二郎系も手掛けており、流行にも敏感。感度の高い良店と言えますね!
以上3軒、職場や学校、住まいが近いなど、近場で訪れる機会があればぜひ食べてみてほしい豚骨ラーメンです!