伝説のアメリカンダイナーの味を引き継ぐ!ベーコンチーズバーガー
かつて岐阜にあった伝説のダイナー「Sekky's DINER (セッキーズダイナー)」の味を引き継ぐお店が、岐阜・柳ヶ瀬にある「IRISH PUB LOSERS (アイリッシュパブ ルーザーズ)」。
オーナーは、在りし日「セッキーズダイナー」でキッチンを任されていたとのこと。閉店後は世界各国を旅し、2016年、再びここ岐阜の地に戻り「アイリッシュパブ ルーザーズ」をオープン。
オープンに先立ち、「セッキーズダイナー」の元オーナーにも了解を取り、名実ともに「セッキーズダイナー」の味を引き継いだお店なのです。
まず、皆さんに食べて頂きたいのが「ベーコンチーズバーガー」。
パティの配合やトッピングなど、ハンバーガーは当時のセッキーズのレシピそのまま。
カウンターで焼いてる所を見せて頂いていると、パティの上にベーコンを重ね、その上からチーズを被せて蓋をし蒸し焼きに…
『そうそう、セッキーズの「ベーコンチーズバーガー」は、パティとベーコン両方をチーズで包み込んだスタイルだった。あぁ、本当にあの時食べたセッキーズのハンバーガーそのままだ・・・』
なんて、当時の思い出に浸っていると、ハンバーガーは仕上げの段階。
丁寧に折り畳まれたレタス、トマト、生オニオン、上にパティ、積み重ねた順番も当時と変わらず。
オーストラリア産牛肉を使用したビーフ100%パティ、1枚130gとボリューム満点。粗く挽いた挽肉はゴリゴリと肉粒感を残しつつ、ふんわり口当たりのよい焼き上がり。濃厚な肉の旨みと程よい量の肉汁が口の中に広がります。パティの上には、しっかり焼かれたベーコン。存在感のある厚み、ベーコン特有の香りが引き立ちます。
懐かしいのと同時に、今は無き伝説のハンバーガーを再び食べることができる喜びに、感激!!
ただひとつ、バンズだけは当時使用していたものと少し違うのだそう。天然酵母を使ったバンズがセッキーズの特徴のひとつでしたが、当時卸していたパン屋は、現在は天然酵母を取り扱ってなかったとのこと。
とは言いつつ、ルーザーズで使われているバンズ、表面はサクッと食感がよく、噛むともっちり弾力が感じられ、ハンバーガーとも好相性。バランスに違和感は皆無、美味です!
パティにもフィッシュにもマッチ!濃厚なタルタルソースがうまい!
自家製タルタルソースをたっぷり使ったハンバーガー「タルタルチーズバーガー」。このタルタルソースも、セッキーズ時代のレシピをそのまま引き継いでいるのです
チェダーチーズが絡むパティの上には、セッキーズ時代からのレシピを引き継いだタルタルソース。卵がたっぷり、濃厚でまろやか。肉々しいパティに負けず、肉の旨みとしっかり絡み絶妙にマッチ!
チェダーチーズの他に、タルタルソースとアボカドの組み合わせも相性が良さそうですね。
さらに、自家製タルタルソースがたっぷりかかった「フィッシュバーガー」もおすすめ!
注文を受けてから白身魚に衣を付けてフライヤーへ。
揚げたてでアツアツ、衣はサクサク、そして中の魚はフワフワ。風味豊かな白身魚に、卵たっぷり濃厚でまろやかなタルタルソースが絶妙にマッチ!
衣が軽いので重たくなく、大ぶりの白身魚はボリューム満点です。
生のギネスビールが飲める!岐阜市内でも貴重なアイリッシュパブ
「IRISH PUB LOSERS (アイリッシュパブ ルーザーズ)」は、岐阜駅から徒歩約10分。柳ヶ瀬商店街の一角に2016年11月オープンしたアイリッシュパブ。
ハンバーガーとともにぜひ味わって頂きたいのが「ギネスビール」。アイルランドで誕生したギネスビールは、世界中どの国のパブでもかかせないビールなのです。
瓶で提供しているお店が多い中、生のギネスビールが飲めるのは岐阜市内でも貴重!
黒ビールにしては、想像していたより苦みがまろやか。コーヒーのような香ばしい香りが広がり、後味にはほんのり甘みも感じられます。なにより泡がクリーミーで柔らかくて口当たりが最高。ギネスビールとハンバーガー、相性抜群です!
日本ではあまり聞き馴染みのない「パブ」は「酒場」という意味合いが一般的。
パブの本場「アイルランド」では、平日も休日も関係なく老若男女問わず、昼間からパブに集まり始め、グラスを片手に歓談するのだそう。
アイルランドでは「パブ」はただお酒を飲むだけではなく、その町の社交場のような役割を担っている場所でもあるのです。
「アイリッシュパブ ルーザーズ」はまさに柳ケ瀬の新たな社交場。ハンバーガーとビールを囲んで人々が集まる、とっても素敵な光景!皆さんもぜひ行ってみて下さい。
紹介しているブログはこちら!
http://thk.blog.jp/archives/cat_283803.html