一見、何屋さん?と思ってしまう外観。
福岡市民の憩いの場所、大濠公園。そして、観光地にもなっている福岡城跡。
そのどちらにも近い大手門は、個性的なショップが点在する穴場エリアでもあります。
そんな大手門に最近できたスタイリッシュな建物・・・
それが、フィルクトゥミエールさん。
今年4月にオープンしたばかりの、まだ新しいお店です。
コールドプレスジュースがメインのようで、
店内には拘りのお野菜も、キレイに飾られています。
そして、こちらのお店、
意外にも前払い制、且つ、店員さんもクールな接客なのです。
お食事や店内はスローフードの印象ですが、
その他はファストフード店(企業)のような印象。
ちなみに、ランチメニュウですが、サンドイッチは
ファラフェルサンドをはじめ、ピリピリチキンサンドや、仔羊のケバブサンド。
ピリピリチキンのサラダ、焼きシェーブルチーズのサラダ くるみと文旦、仔羊ソーセージ クスクスサラダのサラダ類。
ワインのアテにもなりそうなメゼ(お惣菜)の盛り合わせプレートがあります。
※全てのお皿にスープが付きます
※上記は12:00〜15:00のメニューです。
これまた意外にも、
相席前提の、ベンチスタイル。
やはり、
使われている素材(食べ物、建物、カトラリー等全てにおいて)は
拘りをヒシヒシと感じますが、
その素材を使ったお店の作りや、
システムは、ファストフードっぽい。
なるほど、
これは、
きっと、
わざと、なのですね。
スローフードを、気軽に食べて欲しいという想いと、
拘っているところもわかって欲しいという想い。
そのふたつを両立させるべくの、
このスタイル、なのでしょうか。
だから?お冷のグラスも うすはり です。
店内に見とれつつ、
お喋りに花を咲かせていると、
ほどなくして登場しました・・・ファラフェルサンド!
ちなみに、
トレーも、しっかり木製の粋なもので、
何より、
プラスティックのように見えて、
実は、重いちゃんとしたカトラリー!
これはシャレが効いていて、素敵だ。
この日は
珍しい名前のキャベツ(コールラビ)とジャガイモのスープでした。
全てのランチには、スープが付いています。
このスープ。濃厚な中に、キャベツの軽やかさが加わり、
尚且つ、何かしらスパイスも入っているのでしょうか、
とろみさえある濃厚さなのに、
普通のジャガイモのスープより、飲みやすい。
どんどん飲む、いや、食べたくなる味。
そしてずっしり、重い、ファラフェルサンド。
ちなみに、ファラフェルとは・・・
(ものすごく簡単に言うと)
中東の豆コロッケ、スパイス入り。
それを、キュウリやトマト等のお野菜とともに、
ピタパンに挟んで食べるのが、ファラフェルサンド。
でございます。
こちらのサンドは、
ファラフェル一体何個入ってますか!?
と言いたくなるほど重い♪
お野菜もたっぷりです。
そして、ファラフェルを切ってみると、びっくり!
緑色!
ひよこ豆のペーストのイメージからして、
黄色っぽい断面を想像していたのですが、
なんらかの、他のお豆だったり、お野菜だったりが
練り込まれているのでしょうか?
スパイスもしっかり効いていて、おいしい~!!
おいしさのあまり、夢中でどんどん食べ進めていくと・・・
あざやか~なお野菜も登場。
最初の味わいと、最後の方の味わいが、
また違うのです。
↑↑ (上の上の画像) 底の方のお野菜に、
トマトソースっぽいドレッシングが和えてあるので、
ボリューミーですが、最後まで飽きない。
そして、
ピタパンも美味しい。
普段ピタパンを食べた時に感じていた
『 味が無い・・・(涙)』 とか、
これまたありがちな、パサつきが皆無。
ちゃんと、粉の味がするピタパン。
これ、自家製だそうですよ~。
そして、
ヨーグルトソースと、辛さをプラスするペースト。
これらをプラスすると、更に美味しいです。
ヨーグルトソースは、
ビリヤニ(インドの炊き込みご飯)を食べる時に添えてくれるライタを彷彿とさせる味わい。
この、酸味が良い感じにアクセントになります。
一方の辛みペーストは、にんにくやカレーっぽい香辛料が入り、
これまた、ナイス味変!!
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食べてみて、
最初の印象 (これは、わざと?)は
確信に変わりました
センスある経営者さんの
『しゃれっ気』 が詰まっているのですね♪
このファラフェルサンドは、またぜひ食べたい。
メゼ(お惣菜)の盛り合わせプレートも気になるので
また伺わないと!です。
紹介しているお店はこちら!
店名:フィルクトゥ ミエール 福岡店
住所:福岡市中央区大手門1-4-21 萬屋館1F
電話番号:092-753-8602
公式ページ:http://www.fylgdumer.jp/shop/fukuoka