名古屋市営地下鉄桜通線、吹上駅2番出入口を出て南へすぐの左手にある蕎麦つづらさん。
例年5月の連休を終えたあたりから梅雨時あたりまでの期間で提供される「とまとの冷やかけそば」が始まったと風の噂に聞いたので、早速行ってきました。
トマトを煮浸しする仕込みの関係上、1日12食を作るのが限界という事で、いつも瞬殺で売り切れてしまうという人気なお蕎麦!開店20分前より駐車場で待たせて頂いて突入なのであります。
とまとの冷やかけそば
煮浸しにされた完熟トマトが丸々1個分。四つに切られて乗っかっており、縦に千切りされたみょうがが中央に配されて、細かく切られた緑の大葉が彩りを豊かにしてくれております。丼の脇には味変用グッズとして、山椒オイルと一味唐辛子が添えてあるのが嬉しいところであります。
お蕎麦を啜り上げれば、流水に冷やされた涼感溢れるしなやかな蕎麦が飛び込んできて、上品な和出汁の風味が口いっぱいに広がり、思わず「やったぁ!」と声が出てしまうほど美味しいのです。
蓮華の上にトマトとみょうがに大葉を乗せて、お汁を浸してひと思いに啜り込みますと、トマトと和出汁が見事に調和し、みょうがの独特な香りがのって爽やかな味わいなのです。
トマトと言えばリコピン。トマトが赤いのはリコピンのおかげなのだそうで、身体に良いパワーを持っているそうです。そんなリコピンパワーをたっぷり堪能できちゃうのも嬉しいところ。
味変グッズの一味は粒子の細かなタイプで、蕎麦リフトしつつのハラリンとやる作戦で啜り上げました。涼感ある冷たい和出汁のお汁と煮浸しトマトの味わいに、ピリリとくるスパイスが効いて面白美味しいです。
対して山椒のオイルも蕎麦リフトしつつチョロリとかけますと、ググッとコクが増し、まったりとした感じになります。好みの量をかけて楽しんで欲しいものです。
そして忘れちゃいけないのが太白おぼろ昆布!手すき加工昆布の中でも最高級品と言われる太白おぼろ昆布を使用していて、熟練の職人が仕事を施し、黒い表皮をすべて取り除き作り出す純白のおぼろ昆布なのです。
トマトの酸味がのっている和出汁の効いたお汁の中で、太白おぼろ昆布が淡く溶けて昆布の甘味がほっと安心させてくれるのです。よく見ないと気が付かないほどなのですが、味の演出を巧く熟しているあたりを気付いてあげてくださいね。
梅雨時の6月中旬から下旬くらいまでは提供される予定だそうです。ゴクリと喉がなった貴方。急げ!
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