おつかれ麺です。オゴポコです。
東日本屈指の豚骨ラーメン王国・群馬。実は、前回の群馬豚骨特集(https://mecicolle.gnavi.co.jp/report/detail/7306/)の後、ずっともやもやしてました。
群馬にはまだまだおススメしたい豚骨があるのに!
先般、タイミングよく群馬へ行くことができ、気になる豚骨ラーメンをまわる機会に恵まれました。結果、やはり群馬の豚骨ラーメンレベルは突き抜けてると実感した次第。今回は3軒と数は少ないのですが、前回の10軒紹介を補強する意味でご紹介!
1.前橋とんこつ 味楽留(前橋市)
今は無き人気店の味を引き継ぐという濃厚豚骨は骨骨して濃厚!
こちらのお店、実は一度振られており、今回2度目の訪問でようやく食べられました。正直、車がないと行くことは難しい立地ですが、味が客を惹きつけているようです。
基本の「みらくるらぁめん」は、網で濾した豚骨スープにやや硬めの麺。粘度と密度は驚くほどではないのですが、レンゲで掬うと骨粉たっぷり!わたしの記憶にある豚骨から辿ると、宮崎の風来軒ぽい印象のスープ。やや麺が弱いところまで似てるかも(^_^;)
チャーシューはしっとり、脂身もあり、味がしっかりついてうまい。角煮入りもあるので、きっとチャーシューに自信があるのでしょう。
同じ前橋市内の、今は無きの人気トンコツラーメン店の味を引き継いでいるという話もあり、前橋市で豚骨ならココ!と言える実力を感じます!
紹介しているお店はこちら!
2.らー麺屋台 骨のzui(前橋市)
キャベツどっさり、濃密クリーミータイプ、屋台風店内、変わり種豚骨を楽しめる!
物の本によると「宮崎で修行」とあったので、宮崎ラーメンもしくは風来軒ぽい豚骨なのか?と想像を膨らませてましたがまったく違いました(^_^;)
屋台と言うだけあって木材剥き出し、トタン剥き出しの店内。しかし清潔感はあって小奇麗、暗めの照明で、高い椅子も相まってバーのような空気。駆けつけ一杯のウィスキーか焼酎を無料提供サービスもかなり珍しい。
基本の「らー麺」は、スープは骨感無しのクリームタイプで口当たり滑らか、そして、かなり甘め。麺はふにふにの麺、そして、キャベツがどっさり!骨の髄という感じではないのですが、キレイに搾り取った密度の高い変化球の濃厚豚骨。群馬豚骨の幅の広さを感じられました。
紹介しているお店はこちら!
店名:らー麺屋台 骨のzui
住所:群馬県前橋市青柳町133-1
営業時間:11:30~14:30、18:00~22:00
定休日:木曜
3.麺屋 大谷(高崎市)
豚骨の大谷は二刀流どころか十刀流!?全て食べたくなるほどの高品質濃厚豚骨!
実は、甲子園出場校紹介風に言うと9年ぶり2回目の訪問。店の外まで聞こえてくるスープを濾すために網を叩くコンコンコンという音と、強烈な豚骨臭。群馬の地でここまで強烈な豚骨臭をかげるとは嬉しい限り!
メニューは豚骨系ラーメンだけで
「九州豚骨らーめん(細麺)」
「豚骨黒らーめん(細麺)」
「豚骨魚介らーめん(中細麺)」
「豚骨煮干しらーめん(中細麺)」
「豚骨塩らーめん(中細麺)」
「豚骨海老らーめん(中太麺)」
「優ちゃんらーめん和風豚骨(中太麺)」
「豚骨赤らーめん(中太麺)」
「らーめん(豚骨)(中太麺)」
「豚骨醤油らーめん(中太麺)」
の10種類!
今回は券売機先頭左上の「九州豚骨らーめん」を。
スープは呼び戻し(前日のスープに継ぎ足していく製法)だそうで、臭みぶんぶん、それでいてキレのあるタイプ。従ってすいすい飲めるのですが、これは濃度粘度は抑えめでキレとスッキリ感があるから。あとはなみなみ注がれたスープ量も好印象、しゃっきり硬めの細麺がよく泳ぎます。豚骨臭さとスープ量、キレのあるスッキリ感などを兼ね備えた福岡の古い人気トンコツラーメン店のような熟練度合を感じます!
帰り際、一応、「九州豚骨らーめん」と「らーめん」の違いだけヒアリング。
「スープが違うんですか?」
「少し違うんですけどほとんど同じです」
「どちらかが濃いとか?」
「うーん、いや、ほとんど変わらないですけど、らーめんは麺が太いです」
次に群馬を訪れるときは、別の豚骨ラーメンを2杯食べることを心に誓いました!
以上3軒、いずれも濃厚豚骨の第2弾でした。群馬豚骨はわたしのような濃厚民族にとって深堀しがいのあるパラダイスです。いつの日か第3弾、お届けしたいと思います!
紹介しているお店はこちら!
- 麺屋 大谷
- ラーメン JR信越本線(高崎-横川) 北高崎駅 徒歩22分
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