練馬区にある都内最大の住宅団地「光が丘パークタウン」。

その中央部にある多機能複合型ショッピングセンターが「光が丘IMA」です。

今の時代、もっと大きなショッピングモールが全国各地にありますが、当時はこれでもかなり大きな部類だったんです。

そんなIMAの2F～3Fにはレストラン街がありますが、地下にも小さな、とても小さなフードコートがあります。

IMAオープン当時は数店舗が入っていましたが当時から今までずっと続いている、というよりこのお店のためだけにあるようなスペース、そこに1軒のラーメン屋があります。

それが「大盛軒（たいせいけん）」です。

週末はランチタイムから夜までビッチリで行列必至、人気のほどがうかがえます。

まずは席を確保、そのあとにオーダーして番号札をもらう、数分後に「XX番さ～ん」と呼び出されてピックアップしにいく、という独特のシステムで捌かれています。

 

人気の秘密はその質やボリュームでしょう。

一般的なフードコートではそこ専用の簡易メニューになっていたりもしますが、こちらは本格的なお店がなぜフードコート内に？というほど高レベル。

注文を受けてから鍋を振り麺を茹でしっかり料理を作っています。

濃いめのスープにもちもちの中太縮麺、ベストマッチングです。

 

その1品1品がまた量の多いこと、、、。

麺も多いのですがトッピングもかなりのものです。

100円引きの少なめでも普通サイズ、通常メニューは大盛りと思って間違いありません。

レジ横にはテイクアウト用の料理も並んでいます。

店内のメニューにはない麻婆豆腐やあんかけチャーハンなどもあります。

こちらもボリュームたっぷり、人気商品は早い時間になくなってしまいます。

店内でいただくもの、どれも美味しいのですが、意外なのがこちら。

ショッピングセンターのフードコート、普通ならファミリー向けのメニューが充実していてもいいと思うのですが、こちらのお店は子供に媚びることなく？大人が満足できるメニューが並んでいます。

人気の酸辣湯麺、こちらの辛さはそれほどでもなく美味しくいただけるレベルだと思いますが、四川麺、担々麺はかなりエッジが効いています。

 

さらに「火焔湯麺」これは相当危険なレベルです。

激辛好きで辛ければ辛いほどいい、というほどではありませんが、それでもそこそこ辛党の私。

その私でも注意してすすらないとむせてしまうレベルです。

韓国風のそれを思わせるスープがベースなのですが、そこに花椒が入って大陸の香りもしっかり。

それがまた辛いこと。

美味しいので完食してしまいますしスープも飲み干したい、でも辛い、、、食べ終わったころには汗だく、ハンカチ必須です。

 

さらに外せないのが餃子、こちらも大人気です。

かなり大ぶりで豚肉たっぷり、下味もしっかりついておりそのままでもいただける料理に仕上がっています。

もちろん王道メニューの味噌ラーメンやチャーハンも人気です。

 

フードコートでお手軽にお腹に入れておくというものではなく、しっかり一食分、しかも満足度の高い料理をいただけるお店として長い間人気を誇っているお店です。