「メシコレ」からすっかりご無沙汰していたまるしです。
時間が空いてしまった大きな理由はオフィスを引っ越したからでした。
以前は西新宿にオフィスを構えていたため、新宿のランチを中心に活動していました。
しかし、今は中野区の西側に都落ち?して早1年。
今後も継続的に新宿中心の記事を書くのは不可能な環境となってしまったため、運営サイドと協議させてもらった結果、今の地元である「西武池袋線・新宿線沿線のお店」を中心に再スタートさせていただくこととなりました。
今後は地元で評判のお店などを中心に活動していく所存ですので、引き続きよろしくお願いします。
その復帰第一弾はいきなり昭和を感じる喫茶店、練馬駅にある「アンデス」です。
「モヤモヤさまぁ~ず」や「有吉くんの正直さんぽ」でも取り上げられていたこちらのお店ですが、そもそも大手コーヒーチェーン店全盛の時代になんで今さら喫茶店?
その理由は、あだち充著の大ヒット漫画「タッチ」のモデルとなったお店だからです。
40~50代の世代で知らない人はいないであろう不朽の名作「タッチ」。
その漫画の中でヒロイン南ちゃんのお父さんが経営していた喫茶店「南風」、さらにそのお店で出されていたナポリタンのモデルとなった(説明が長いっ!)お店なのです。
(ちなみに私は「タッチ」の南ちゃんより「みゆき」の妹のほうが好きです)
店内は結構広いです。
新聞、雑誌、古い文庫本や漫画(古いものしかない)、、、いかにも昭和の正統派の喫茶店です。
不揃いのテーブルセット、ところどころちょっと傷んでたりするのはご愛敬。
ただ、分煙になってはいるものの、仕切りもないので全体的にタバコの匂いは漂ってしまいますので気になる方はご注意を。
目指すはモデルになったナポリタンなのですが、残念ながらランチタイムのセットメニューにはナポリタンがありません。
それでもここは初志貫徹!
他のお客さんも結構頼んでいたので、気後れすることなくナポリタンを注文です。
いかにも喫茶店のナポリタンです。
パスタではなくスパゲッティ、それがいいんです。
メニューの写真では名古屋風に鉄板に乗っているものだったのですが、ランチタイムだから?普通のお皿に乗って登場してきました。
かけ放題の粉チーズにタバスコもデフォルトですね。
具材は玉ねぎ、ピーマン、マッシュルームにコーン。
ハムやベーコンなどは見つけられませんでした。
ソースは酸味と甘みをしっかり感じるケチャップ味。
モチモチ太めのパスタ、いやスパゲッティですが汁気たっぷりでとても食べやすいです。
そこにタバスコと粉チーズを大量にかけて大口で頬張る、若かりし頃を思い出しますね。
変に気取っていない、昭和の王道のナポリタンはこれじゃなきゃ!
でもさすがにナポリタン1点だけではと思って、ランチセットのカレーもオーダーしてみました。
こちらは特に特徴のない、誰もがイメージできるカレーライスそのものでした。
量はちょっと軽めな感じです。
振り返れば昭和50年代の頃などは、コーヒーを飲んだり軽く食事をすると言えばこんな喫茶店に行ったものでした。
時間を忘れて物思いにふける、勉強する、打合せする、、、、今でも愛され利用されているからこそ、この場で40年以上も存在し続けているのでしょう。
紹介しているお店はこちら!
- 喫茶アンデス
- 喫茶店 都営大江戸線(放射部) 練馬駅 A2口 徒歩20分
※このお店のページは現在ご利用いただけません