おつかれ麺です。オゴポコです。
訳あって東京で働く福岡人の皆さん。
「東京の豚骨ラーメンて、福岡のとなんか違うっちゃんね~」
(訳:東京の豚骨ラーメンは、福岡の豚骨ラーメンとどこか違いますよね)
と思ったり口にしたりすること、ありますよね?
僕は、これを言われることはよくあります。そのときは
「福岡にありそうでない豚骨ラーメンが多いばい!」
と答えることがよくあります。
では、そういう豚骨ラーメンを食べてみたいとなった場合、どこへ行けばよいか。
福岡県人は東京の地理に精通しているわけではないので、分かりやすい説明が必要です。
都心のターミナル駅、地方出身者が一度は行くであろう、あの場所なら大丈夫かも。
そう、JR新宿駅ならね。
今回は新宿駅から徒歩10分圏内の「福岡にありそうでない豚骨ラーメン」3軒をご紹介!
1.博多天神 新宿西口店 “これは博多なのか?天神なのか?違います、新宿の豚骨ラーメンです”
山手線内を中心に店舗展開する「博多天神」という名の豚骨ラーメン店。上京したばかりの福岡県人は店名を見ただけで「何ね、あれは!」と過敏に反応して話題にあげる店でしょう(僕もそうでした)。
こちら「新宿西口店」、実は、数ある「博多天神」の中でも最も古い「ファースト博多天神」なのです。
その豚骨は・・・福岡県人に分かるようにざっくり例えるなら「博多金龍」ぽいラーメン。
・クリーミースープ、脂ぽさもあり→ 確か圧力釜だったか。骨を一気に豚骨スープ化して生まれる!
・ポリポリの麺→ 硬いだけでなくチープさがよい
・トッピング → ゴマ、高菜入れ放題は嬉しい
・スペシャルポイント → デフォルトで入る煮玉子は固茹で。スープに溶けず邪魔しないのがグッド!
これで一杯500円は非常にお得。福岡にも500円でここまでサービスも充実した豚骨ラーメンがあるかな?と言う意味では「福岡にありそうでない豚骨ラーメン」と言えるでしょう。
紹介しているお店はこちら!
店名:博多天神 新宿西口店
住所:東京都新宿区西新宿7-15-16 井西ビル 1F
時間:11:00~翌3:00
休み:無休
2.凪 西口店分店 “もしもシリーズ。もしあの豚骨ラーメン店が魚介豚骨になったら?(※私見です)”
東京のラーメンシーンを彩る店「凪」と言えば、煮干しラーメンの店として有名ですが、創業当時を知る人にとっては「凪は豚骨ラーメンの店」と言う人もいるのでは?僕はそのひとりです。
そしてこちら「凪西口分店」は、豚骨ラーメンがメイン。さてこの豚骨ラーメン、私見ながらざっくり説明するなら・・
もしもシリーズ「もし一蘭が魚介系豚骨になったら?」のラーメンと言いたい!
・細麺ストレート。カタめ指定。いい硬さで、ありがちな「硬いと言っても硬い糸」ぽさがなくピン!と張ってて見事。
・スープは豚骨+煮干しか?それにしても、質感が何となく一蘭。
・ネギの感じも何となく一蘭。
・チャーシューもハムっぽくて何となく一蘭。
・辛味ダレ(銀ダレ)はイワシのエキス入りで魚味だが、何となく一蘭。
とはいえ、気まぐれ、もとい、変わらないために変わり続ける「凪」ですから、すぐに違うラーメンになってしまうかもしれません。
「福岡でありそうにない一蘭インスパイア」が気になる人は、西新宿へ急げ!
紹介しているお店はこちら!
店名:凪 西口店分店
住所:東京都新宿区西新宿7-19-21
時間:11:00~18:00
休み:日曜(店頭掲示の営業カレンダを要確認)
3.博多長浜とんこつラーメン 御天 千駄ヶ谷店 ”博多?長浜?いやこれは東京博多長浜豚骨だ”
「御天」の前に付く「博多長浜」というフレーズ。これも「博多天神」同様、福岡県人が初めて見ると「何ね、あれは!」と言いたくなりそうな言葉ですが、「御天」は1995年に東京で生まれ早や20年以上。東京では歴史ある屋号の一部なわけです。
その「御天」の千駄ヶ谷店、最寄はJR代々木駅ですがJR新宿駅東南口から歩けば乗り継ぐことなく10分程度で行くことができます!
ラーメンはご覧のとおり、泥色。臭み十分なのに、サラサラ、なのに骨味たっぷりで、そして、苦い!苦い!わたくし、福岡県内でも相当数豚骨ラーメンを食べてますが、この仕様の豚骨ラーメンは、福岡ではまず見かけません。
なお、ラーメン居酒屋として一品物や酒類も豊富なので福岡にありそうでない濃厚豚骨ラーメン居酒屋と言えるでしょう。そういう意味で、福岡県人に一度試してもらいたい、東京仕様のラーメン居酒屋です。
以上3軒、新宿駅でご入り用の方へおススメする東京由来の豚骨ラーメン達。ぜひ一度!